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遠藤航&伊藤シュツットガルトは土壇場の悲劇…浅野との日本人対決は痛み分け

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[2.20 ブンデスリーガ第23節 シュツットガルト1-1ボーフム]

 ブンデスリーガは20日、第23節を行い、日本代表MF遠藤航とDF伊藤洋輝が所属するシュツットガルトがホームで日本代表FW浅野拓磨所属のボーフムと対戦し、1-1で引き分けた。遠藤はインサイドハーフの位置でフル出場。浅野は後半8分、伊藤は後半28分から途中出場した。

 ボーフムは前節、バイエルンから前半4得点を奪って金星を挙げた。スコアレスで折り返した後半8分に浅野が投入され、日本人対決が実現。浅野は自らドリブルで持ち上がり、シュートを放つチャンスを創出した。

 すると、シュツットガルトが先手を取った。後半11分、右コーナーキックの場面でニアサイドのMFオレル・マンガラがフリックすると、DFアーメル・ベッラ・コトチャップに当たったボールがゴールマウスに吸い込まれ、オウンゴールで先制に成功した。

1-0のリードを守り、シュツットガルトは後半28分に伊藤を投入。昨年12月11日のボルフスブルク戦以来、8試合ぶりの勝利に近づいていたが、アディショナルタイムに悲劇が待っていた。

 90+3分、FWセバスティアン・ポルターがDFコンスタンティノス・マブロパノスに倒され、ボーフムがPKのチャンスを獲得する。キッカーのMFエドゥアルト・レーベンは右足でGKの逆を突き、きっちりと沈めた。

 土壇場で追いつかれたシュツットガルト。90+6分には遠藤が攻め上がり、リターンを呼び込んで強烈なヘディングシュートでゴールを強襲したが、惜しくもチャンスを生かせず。待望の22年初勝利をあと一歩で逃し、試合は1-1の引き分けに終わった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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