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明治大から加入の藤原悠汰がプロ初ゴール!若手躍動の鳥栖、札幌に一時逆転許すもドロー決着

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[2.23 ルヴァン杯GL第1節 鳥栖2-2札幌 駅スタ]

ルヴァン杯は23日、グループリーグ第1節を各地で行い、 駅前不動産スタジアムではサガン鳥栖北海道コンサドーレ札幌が対戦した。札幌が一時逆転に成功したが、鳥栖は明治大から加入したルーキーMF藤原悠汰のプロ初ゴールで追いつき、2-2で引き分けた。

 鳥栖は2種登録の鳥栖U-18所属の17歳DF楢原慶輝やMF福井太智が先発に名を連ねるなど若手中心の構成で、いきなり試合を動かした。前半2分、藤原が果敢にプレスをかけ、オウンゴールを誘発。藤原はDF西大伍にプレスを掛けると、西のバックパスはGK中野小次郎の股下をすり抜け、そのままゴールマウスに吸い込まれた。オウンゴールで鳥栖が先制に成功した。

 0-1で折り返した札幌はハーフタイム明けに3枚替えを敢行。DF田中駿汰、MF高嶺朋樹、MF金子拓郎を投入し、交代策から流れを引き寄せた。後半5分、DF菅大輝の右CKをニアサイドのMFミラン・トゥチッチがそらすと、ゴール前の田中駿が頭で押し込み、1-1。後半14分には前線からプレスを掛けた流れから、トゥチッチがボールを回収。相手DFを背負いながら落とすと、金子が左足シュートでネットを揺らし、逆転に成功した。

 一進一退の展開となったが、次の1点を奪ったのは鳥栖だった。後半27分、FW垣田裕暉が右サイドにロングボールを供給した流れから、こぼれた浮き球にMF藤原悠汰(←明治大)が反応。落下地点に入った藤原は右足ボレーで捉え、鮮やかにネットを揺らした。今季、明治大から加入したルーキーはこれがプロ初ゴール。そのままタイムアップを迎え、2-2の引き分けに終わった。

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