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「宏樹さんなら…」J1デビューの浦和DF宮本優太、感じた手応えと悔しさ

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浦和レッズDF宮本優太

[2.26 J1リーグ第2節 浦和 0-1 G大阪 埼玉]

 J1リーグデビュー戦。自身の持ち味を出せたと手応えも感じた。しかし、浦和レッズDF宮本優太はチームが敗れたこともあり、「もっともっと積み上げていかないといけない」と振り返った。

 流通経済大から今季加入。開幕戦となった京都戦、続く神戸戦ではベンチ外となったが、リーグ戦3試合目となったG大阪戦でスタメンに抜擢される。立ち上がりからチームがリズムをつかんだことで、右SBの位置に入った宮本自身も積極的な姿勢を示した。

「自分自身の特長をチームの皆さんが分かってくれていたし、その中で裏に飛び出すところだったり、走力を生かそうと思っていた。裏にパスを出してくれていたので、話し合っていたことが何回か出せた前半だった」

 しかし、後半に入るとG大阪がプレッシャーを強めてきたこともあり、敵陣深くでのプレー機会も減少。「自分自身すごい思ったのは、(酒井)宏樹さんなら、宏樹さん自身で打開できる部分も多かったと思うけど、右サイドから打開できなかった。もっとコンビネーションを増やして打開していかないといけない」と悔しさを滲ませた。

 自身は後半41分にピッチを後にし、チームは0-1の完封負けを喫した。「自分自身の特長は、ある程度通用すると分かった」と一定の手応えを得つつ、「その中で決定的な仕事ができなかった。そういう部分をもっともっと積み上げていかないといけないと感じた」とさらなる成長を期した。

(取材・文 折戸岳彦)
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