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2試合連続で数的優位をものにした柏、9人の横浜FMを下して11年ぶりの開幕2連勝!!

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柏はFW細谷真大の今季初弾で試合を振り出しに

[2.27 J1第2節 柏3-1横浜FM 三協F柏]

 27日に三協フロンテア柏スタジアムで行われたJ1第2節は、FWアンデルソン・ロペスのゴールで横浜F・マリノスが先制。しかし、柏レイソルはFW細谷真大、FWドウグラス、MF小屋松知哉がゴールを決めて、逆転勝利を飾った。

 開幕節で湘南(◯2-0)を下してホーム開幕戦を迎えた柏は、湘南戦と同じ先発が発表されていたが、試合直前にDF大南拓磨が欠場となり、DF川口尚紀が起用された。一方、23日に王者・川崎Fから逆転の4-2で勝ち点3を奪い今季初勝利を飾った横浜FM。川崎F戦から選手を入れ替え、アンデルソン・ロペス、DF永戸勝也が今季初先発を果たした。[スタメン&布陣はコチラ]

 開始3分までに、両チームがCKを獲得し、さらに柏は細谷、横浜FMはFW水沼宏太がそれぞれシュートを放つなどアグレッシブな展開となった立ち上がり。開始5分、横浜FMはFWエウベルの縦パスを受けたDF永戸勝也がペナルティーエリア内から左足で狙う。GKキム・スンギュが反応するも、こぼしたところをアンデルソン・ロペスが押し込み、アウェーの横浜FMが先制する。

 先制を許したうえに、14分にMF中村慶太が交代を強いられる展開となった柏だが、高い位置からプレッシャーをかけていくと、カウンターで横浜FM最終ラインの背後を突いて攻撃の回数を増やしていく。すると24分、MFマテウス・サヴィオがDFエドゥアルドのパスをカットし、DFを引きつけてゴール前の細谷へ。コントロールしてから右足で放たれたシュートは、GKとDFに当たりながらもゴールネットを揺らし、柏が同点とした。

 柏の攻勢が続く35分、ドウグラスの突破を体でブロックしたDF畠中槙之輔が2度目の警告を受けて退場処分に。ボランチの岩田がCBに下がり、MF喜田拓也の1ボランチとなった。アディショナルタイムには、MFマルコス・ジュニオールが負傷交代となって、最初の45分を終える。

 後半に入り、数的優位の柏ペースで進んでいく中、アンデルソン・ロペスが柏最終ラインの背後をとってGKをかわしてゴールに流し入れたが、オフサイドの判定となってしまった。

 迎えた15分、横浜FMのビルドアップに対して柏は相手ペナルティーエリア内までプレッシャーをかけていく。GK高丘のキックが細谷に当たってこぼれたところを、ドウグラスが蹴り込んで、柏がスコアを2-1とした。

 互いに交代のカードを切っていく中、柏は細谷のパスから途中出場のFW真家英嵩が決定機を迎えたが、GK高丘の好セーブに阻まれてしまった。

 終了間際には、細谷に体を入れ替えられて突破を阻止した岩田が警告を受ける。しかし、VARのチェック後、佐藤隆治主審はレッドカードを提示。横浜FMは9人で戦うこととなった。

 5分に及ぶアディショナルタイムには、DF古賀太陽のロングボールを受けた小屋松がダメ押し弾。横浜FMは逆転負けを喫し、今季初黒星となった。柏は2011年以来、11シーズンぶりとなるJ1開幕2連勝を飾っている。

(取材・文 奥山典幸)
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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