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スタンフォード大学の女子サッカー部主将がキャンパス内の住居で死去

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スタンフォード大学の女子選手が死去

 スタンフォード大学女子サッカー部の主将GKケイティ・メイヤーが22歳の若さで亡くなったと、スペイン『マルカ』など海外の複数メディアが報じた。

 報道によると、大学側はメイヤーがキャンパス内の住居で亡くなったと伝えているが、現時点で死因は不明。いくつかのオンラインレポートでは自殺とされているが、これについての公式な確認は取れていないという。

 スタンフォード大学は公式ツイッター(@GoStanford)で「想像を絶する損失」と表現し、「私たちの思いと愛は、ケイティの家族と友人とともにあります」と表明。学生担当副学長であるスージー・ブルベイカー・コール氏は声明の中で「ケイティは自分の世界にある全てのもの、全ての人に並々ならぬ思い入れを持っていた」と突然の別れを悲しんだ。

 また、同大学のバーナード・ミュアー体育局長も声明で「ケイティ・メイヤーの死去に対して、これ以上深い悲しみを表す言葉はない」と沈痛な様子で述べ、「ケイティは傑出した学生アスリートであり、ここスタンフォードで愛され、情熱的なリーダーだった。私たちスポーツ界全体が心を痛めており、ケイティがいなくなることはとても寂しいことだ」と続けた。

 ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(アメリカ女子1部)も公式ツイッター(@NWSL)を更新し、「ケイティの友人、家族、チームメイト、愛する人たち、そしてスタンフォードの全コミュニティに深い哀悼の意を表したいと思います」と綴っている。

 スタンフォード大学で国際関係学と歴史学を専攻する4年生だったマイヤーは、2019年のNCAA(全米大学体育協会)チャンピオンシップでノース・カロライナに勝利した際、2つのPKをストップするなど、タイトル獲得に重要な役割を果たしていたという。

 なお、同大学はマイヤーの寮に住む学生とチームメイトたちを対象に、カウンセリングを行うことを発表している。

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