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R・マドリーが首位独走態勢固める4発逆転勝利!! 3連勝で勢いに乗って欧州CLパリ戦へ

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レアル・マドリー

[3.5 ラ・リーガ第27節 R・マドリー4-1ソシエダ]

 ラ・リーガは5日、第27節を各地で行い、レアル・マドリーソシエダを4-1で破った。2位セビージャとの勝ち点差は8に広がり、首位独走態勢をキープ。3連勝で9日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のパリSG戦に向けて弾みをつけた。

 2位のセビージャが今節アラベスに引き分けたため、勝ち点差を広げるチャンスが訪れた首位のR・マドリー。6位ソシエダとのホームゲームに向けてMFトニ・クロースが負傷欠場を強いられた中、MFエドゥアルド・カマビンガが先発で起用された。

 試合は前半8分、早くも動いた。ソシエダは右サイドを突破したFWミケル・オヤルサバルのクロスは相手に阻まれたが、こぼれ球を拾って中に折り返すと、これを受けたMFダビド・シルバがDFダニエル・カルバハルのファウルを誘ってPKを獲得。キッカーのオヤルサバルがGKティボー・クルトワに読まれながらも力強いキックで突き刺し、先制点を奪った。

 その後もソシエダがボールを握る中、R・マドリーもダイナミックな攻撃を展開する。すると前半40分、MFルカ・モドリッチの横パスを受けたカマビンガが左足を振り抜き、強烈なミドルシュートがゴール右隅へ。先発抜擢に応えた19歳の見事なスーパーゴールで同点に追いついた。

 さらにR・マドリーは得点直後の前半41分、高い位置でのボール奪取からモドリッチがスルーパスを送り、FWカリム・ベンゼマが決めるもオフサイド。それでも同43分、右のショートコーナーから深く押し込むと、ベンゼマのパスを受けたモドリッチの左足ミドルシュートが枠内左隅に決まり、瞬く間に逆転に成功した。

 後半もR・マドリーのペースは変わらず、15分にはカルバハルからのクロスをうまく収めたベンゼマが強烈なシュートでGKアレックス・レミロを強襲。同24分にはFWロドリゴ・ゴエスとFWビニシウス・ジュニオールの絡みからベンゼマがボレーシュートを叩き込んだが、VARの介入によりロドリゴのオフサイドが確認され、ゴールは取り消された。

 なおも攻め続けるR・マドリーは後半29分、左サイドを突破したビニシウスがペナルティエリア左のライン上でファウルを誘発。一度はFKが指されたが、VARの介入によりPKに変更され、これをベンゼマが決めて今季の得点数を20に乗せた。さらに同34分には途中出場のFWマルコ・アセンシオも決めて3点差。終わってみれば4-1の圧勝で勝ち点3を獲得した。

●ラ・リーガ2021-22特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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