今季UEFAヨーロッパリーグ(EL)4ゴール目を奪ったフランクフルトMF鎌田大地を現地メディアが絶賛している。

　9日に行われたEL決勝トーナメント2回戦第1戦で、フランクフルトは敵地でベティスと対戦。この試合ではMF長谷部誠がベンチスタートとなったが、鎌田は先発で登場した。

　すると1-1で迎えた前半32分、フランクフルトはハイプレスで相手ビルドアップをカットし、MFイェスパー・リンドストロームが勢いを持ってペナルティエリア内へ進入。ボックス内でフリーとなっていた鎌田がワンタッチで流し込み、勝ち越し点を奪った。これが決勝ゴールとなり、2-1で先勝している。

　ここ最近は低調なパフォーマンスで批判も浴びていた日本代表MFだが、直近のヘルタ戦(4-1)のアシストで復活の兆しを見せると、ベティス戦で今季EL4点目をマーク。復活を果たしている。現地メディア『Frankfurter Rundschau』は、鎌田へ称賛を送った。

「ヨーロッパリーグの鎌田が帰ってきた。国際的な舞台で彼は姿を現し、輝きを放ち、巧みなアイディアを見せ、時にはハットトリックまで達成してしまう――(今夜は)ゴールを決め、これが決勝点になった」

---

●海外組ガイド
●ヨーロッパリーグ(EL)21-22特集
●ブンデスリーガ2021-22特集