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チェルシーに大激震…英政府がアブラモビッチ氏の資産凍結、選手契約やチケット・グッズ販売停止へ

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チェルシーに激震

 イギリス政府は10日、チェルシーのオーナーを務めるロマン・アブラモビッチ氏を制裁リストに登録し、資産凍結や渡航禁止令などの処分を下した。速報を続けるイギリス『BBC』によると、凍結された資産の中にはチェルシーも含まれており、今後チケットやグッズの販売などができなくなるという。

 イギリス政府の制裁はロシアのウクライナ侵攻に伴う措置。制裁リストにはロシアのウラジミール・プーチン大統領の協力者とみられている実業家であるイーゴリ・セーチン氏、オレグ・デリパスカ氏らも含まれている。イギリスのボリス・ジョンソン首相は「ウクライナの人々に対し、イギリスによる揺るぎない支援の新たな段階だ。民間人を殺害し、病院を破壊し、主権国を違法に占領しようとする者に対してわれわれは容赦しない」と述べたという。

 BBCによると、英国政府はチェルシーにライセンスを発行し、試合の開催や選手への給与支払いは継続することができる。一方、選手との新契約や契約更新は停止。またすでに販売されているシーズンチケットも効力が残るが、新たなチケットの販売やクラブストアの営業はできなくなる。またアブラモビッチ氏はすでにクラブを売却する意思を示していたが、売却手続きを始めることもできないようだ。

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