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元同僚のガラタサライGKがビッグセーブ連発…バルセロナ、ELベスト16第1戦はスコアレスドロー

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好セーブを連発したガラタサライGKイニャキ・ペーニャ

[3.10 EL決勝T1回戦第1戦 バルセロナ 0-0 ガラタサライ]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第1戦が10日に開催され、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでガラタサライと0-0で引き分けた。公式戦の連勝は4でストップ。第2戦は17日にガラタサライのホームで行われる。

 バルセロナはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でグループ3位となってELに回り、ナポリとのEL決勝トーナメントプレーオフを制してラウンド16へ。ガラタサライは国内リーグで12位と低迷する一方、ELではラツィオやマルセイユと同居したグループを首位通過し、この舞台に勝ち進んだ。

 ホームのバルセロナはDFジェラール・ピケ、MFセルヒオ・ブスケツをベンチに温存。序盤からボールを支配する中、左ウイングで先発出場したFWメンフィス・デパイが前半27分にペナルティエリア手前中央の直接FKから、同41分には左45度の位置から強烈なシュートを放つが、今年1月にバルセロナからガラタサライに期限付き移籍したGKイニャキ・ペーニャのファインセーブにより、いずれも得点にはつながらない。

 ガラタサライも前半36分、カウンターからMFケレム・アクトゥルコールが鋭いドリブルで切れ込んだものの、シュートはわずかにクロスバーを越えて先制とはならず。スコアレスで前半を折り返した。

 バルセロナはハーフタイム明けからピケ、ブスケツ、FWウスマン・デンベレの3枚を同時に投入する。後半12分には、左サイドのショートコーナーからブスケツが決定的なヘディングを放つも、再び元同僚GKペーニャがビッグセーブ。同16分に4人目の交代カードを切り、デパイに代えてFWピエール・エメリク・オーバメヤンを送り出した。

 フレッシュな選手を生かしてゴールを襲うと、後半30分にビッグチャンスを迎える。ペナルティエリア内右に持ち込んだFWアダマ・トラオレのクロスのこぼれ球にオーバメヤンが反応し、右足でオーバーヘッドキック。このボールにMFフレンキー・デ・ヨングが左足で合わせるが、左ポストを叩いたシュートはGKペーニャの懐に収まった。

 後半33分にはガラタサライの途中出場FWバフェティンビ・ゴミスが裏へ抜け出し、右足でネットを揺らす。しかし、オフサイドで得点は認められない。バルセロナは同35分に5人目の交代枠でFWルーク・デ・ヨングを投入するも、最後までGKペーニャの牙城を崩せず、0-0で試合終了となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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