[3.11 デンチャレ グループB 関西選抜1-1関東選抜A]

　関東大学選抜Aと1-1で引き分けた関西大学選抜が、グループB首位通過を決定。優勝した第30回大会以来となる決勝進出を決めた。13日の決勝では、関東選抜Bと対戦する。

　ここまで2連勝の関西選抜と1勝1分の関東選抜Aの対戦は、勝った方が決勝に進むことが出来る直接対決となった。

　序盤からボールを支配したのは関東選抜Aだった。1トップのFW山田新(桐蔭横浜大3年=川崎U-18)にボールを集めて、得点機会を伺う。しかし関西選抜も落ち着いた対応をみせて、かわしていく。

　そして後半10分、引き分けでも決勝進出を決める関西選抜が先制に成功する。右サイドで獲得したCKをMF福井和樹(京都産業大2年=G大阪ユース)が蹴ると、ニアに走り込んだFW山田剛綺(関西学院大3年=京都橘高)が頭で触れてコースを変える。これがゴールネットに吸い込まれていった。

　勝つしかない関東選抜Aはより圧力を高めて関西選抜の守るコールに迫っていく。後半15分に山田のスルーパスで裏に抜けたMF西堂久俊(早稲田大3年=市立船橋高/FC東京内定)が作ったGKとの1対1は右ポストに当てるシュートで決めきることが出来なかったが、同32分、山田が相手GKとの接触でPKを獲得。これを自らが沈めて試合を振り出しに戻した。

　ただ試合はこのまま1-1で終了。グループリーグを2勝1分で終えた関西選抜が決勝に駒を進めた。一方の関東選抜Aは東海選抜との3位決定戦に回る。

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