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資産凍結・スポンサー契約停止・グッズショップ閉鎖… 苦境に立たされるチェルシーにキャプテン「くよくよしている余裕はない」

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DFセサル・アスピリクエタ

 プレミアリーグは10日に第30節が行われ、チェルシーはノリッジと対戦した。

 試合前にオーナーのアブラモビッチ氏の資産がイギリス政府によって凍結され、試合の一般チケットやグッズの販売、選手の獲得などが不可能に。クラブショップなども閉鎖されることになり、また、選手の獲得や現在チームに所属している選手との新契約締結もできなくなってしまった。

 それだけでなく、昨シーズンに年間4000万ポンド(約61億円)の契約を締結したユニフォームのメインスポンサーを務めるイギリスの電気通信事業者『スリー』が、チェルシーとの契約停止を決断している。

 チェルシーは他のいくつかのスポンサーとの取引も停止される可能性があり、英国政府に対して、通常の日常業務に戻り、売却を進めることができるようライセンスの改正を要請している状況だ。

 このような状況下での試合を迎えたキャプテンのセサル・アスピリクエタは試合後、今回のニュースがショックだったことを認めつつも、くよくよしている余裕はないと主張した。

『プレミアリーグプロダクションズ』に対して、アスピリクエタは「今日は普通の日ではなかったと認めざるを得ない」と語り、以下のように続けた。

「この件はコントロールできない。我々はここに来て、試合に集中し、勝ち点3を取るために戦わなければならないと思っている」

「外で起きていることは忘れなければならない」

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