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暫定首位に再浮上の川崎F、J1記録タイのホーム25試合連続無敗!! 名古屋は今季リーグ初黒星

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川崎Fマルシーニョが値千金の決勝ゴール

[3.12 J1第4節 川崎F 1-0 名古屋 等々力]

 J1リーグは12日、各地で第4節を行い、等々力陸上競技場では川崎フロンターレ名古屋グランパスが対戦した。川崎Fが1-0で勝利し、横浜FMをかわして暫定首位に再浮上。リーグ戦のホーム連続無敗記録を25試合に伸ばし、05〜07年に浦和、06〜07年にG大阪が達成したJ1記録に並んだ。

 川崎Fは6日のG大阪戦(△2-2)から両ウイングを入れ替え、MF家長昭博とMFマルシーニョが先発に戻った。一方、名古屋は鳥栖戦(△1-1)から1人を変更し、DF藤井陽也が今季初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤は名古屋が主導権を握り、激しいプレッシャーから縦に速く攻め込んだが、先手を取ったのは川崎Fだった。前半25分、横パスを受けたMFチャナティップがピッチ中央に鋭いスルーパスを通すと、FWレアンドロ・ダミアンがスルー。背後に抜け出したMFマルシーニョがPA内でGKとの1対1を制し、ゴール左隅に流し込んだ。

 名古屋は徐々にラインを押し下げられたが、前半43分には藤井がスライディングタックルで相手の決定機を阻止するなど耐え、川崎Fの1点リードで前半を折り返す。川崎Fは後半15分、チャナティップとダミアンを下げてMF小塚和季とFW知念慶を投入。そのまま小塚がインサイドハーフ、知念はセンターフォワードに入った。

 名古屋は後半22分にチャンスを迎え、MF仙頭啓矢が右から折り返してMF稲垣祥がスルーパスを通すと、抜け出したFW酒井宣福が体勢を崩しながら滑り込んで右足シュート。惜しい形だったが、シュートはわずかにゴール左に外れた。後半24分に名古屋が最初の交代カードを切り、仙頭を下げて古巣戦のMF阿部浩之を投入した。

 後半28分には互いに2枚替えを敢行し、川崎FはMF遠野大弥とFW宮城天、名古屋はDF森下龍矢とFW金崎夢生を送り込んだ。すると、後半29分に家長が右から短く切れ込み、ペナルティアーク内から左足で決定的なシュートを打ったが、これは惜しくも左ポストを叩いた。

 名古屋は後半38分、同じく古巣戦のMF齋藤学を送り込んだが、最後までゴールをこじ開けられず。0-1で完封負けを喫し、今季リーグ初黒星となった。


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