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[WEリーグ]首位I神戸は3試合ぶり白星! 東京NBが2位浮上、“埼玉ダービー”はドロー決着:第13節

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 WEリーグは12日と13日に各地で第13節を行った。首位のINAC神戸レオネッサは敵地でジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦。後半2分のFW田中美南の先制ゴールを守り切り、1-0で勝利した。I神戸はリーグ戦3試合ぶりの白星。首位を独走している。

 日テレ・東京ヴェルディベレーザは{c|サンフレッチェ広島レジーナ}}のホームに乗り込み、2-0で完封勝利。前半12分にMF北村菜々美が先制弾を決めると、同33分にFW山本柚月が追加点を挙げた。東京NBは2位に順位を上げている。
 
 埼玉県内に本拠地を置くちふれASエルフェン埼玉大宮アルディージャVENTUSのダービー戦は白熱のドロー決着。前半7分にEL埼玉がMF吉田莉胡のゴールで先制点を挙げるも、同25分に大宮VがDF有吉佐織の得点ですぐさま追い付く。EL埼玉は前半終了間際に再び吉田のゴールでリードを手にするが、大宮Vも譲らず、後半26分にFW井上綾香が同点弾。2-2で引き分けて、勝ち点1を分け合った。

 ノジマステラ神奈川相模原はホームで三菱重工浦和レッズレディースと対戦し、2-2で引き分けた。前半の早い時間帯に浦和のMF猶本光とFW菅澤優衣香にゴールを許したN相模原。後半4分にFW佐々木美和が1点を返すと、後半18分にMF脇阪麗奈が同点弾を決め、勝ち点1をもぎ取った。

 アルビレックス新潟レディースは敵地でAC長野パルセイロ・レディースと対戦した。前半5分にMF山谷瑠香が先制点を挙げるも、後半31分にAC長野のDF奥津礼菜に同点とされ、試合終盤の同41分にDF五嶋京香に逆転を許す展開。それでも、後半アディショナルタイムにFW児野楓香がゴールを決め、2-2の引き分けに持ち込んだ。

 なお、試合がなかったマイナビ仙台レディースは『WE ACTIONDAY』の活動を実施。マイ仙台は、『共生社会づくりに向けた一歩を踏み出す“学び”DAY』と題し、パラアスリート谷真海選手
(宮城県気仙沼市出身)による基調講演とパネルディスカッション、パラスポーツ体験会を開催したようだ。

【第13節】
(3月12日)
[フクアリ]
千葉L 0-1 I神戸
[I]田中美南(47分)

[広域第一]
S広島R 0-2 東京NB
[東]北村菜々美(12分)、山本柚月(33分)

[熊谷陸]
EL埼玉 2-2 大宮V
[E]吉田莉胡2(7分、45分)
[大]有吉佐織(25分)、井上綾香(71分)

(3月13日)
[ギオンス]
N相模原 2-2 浦和L
[N]佐々木美和(49分)、脇阪麗奈(63分)
[浦]猶本光(7分)、菅澤優衣香

[長野U]
AC長野 2-2 新潟L
[A]奥津礼菜(76分)、五嶋京香(86分)
[新]山谷瑠香(5分)、児野楓香(90+1分)

※『WE ACTIONDAY(理念推進日)』とは、WEリーグの理念「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」を体現するために、各クラブがアクションを起こす日。

●WEリーグ2021-22特集ページ

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