beacon

新型コロナ感染者多数で窮地のデュッセルドルフ、敵地で先制も追いつかれ1-1ドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

[3.12 ブンデスリーガ2部第26節 パーダーホルン 1-1 デュッセルドルフ]

 ブンデス2部は12日に第26節を行い、日本代表MF田中碧が所属するデュッセルドルフは敵地でパーダーホルンと対戦し、1-1で引き分けた。

 デュッセルドルフは今週、選手14人とダニエル・ティウネ監督を含む複数人のチームスタッフから新型コロナウイルスの陽性が確認されたと発表。ドイツサッカーリーグ(DFL)に今節の延期を申請していたが、認可が下りず、試合は通常通り開催された。

 選手が足りないデュッセルドルフは、U-23チームから選手を補充。同所属の日本人DF内野貴史が田中、MFアペルカンプ真大らとともにスターティングラインナップに名を連ね、ブンデス2部デビューを果たした。

 試合は前半39分のPKのピンチをGKフロリアン・カステンマイアーの好セーブで凌いだデュッセルドルフが、前半終了間際にスコアを動かす。

 前半43分、左サイドのコーナーキックをDFハリド・ナライが蹴り込むと、ファーサイドでフリーになっていたMFティム・ケーテルがシュート。ポストに当たり跳ね返ってきたボールをDFフロリアン・ハルトヘルツが詰めて、ネットに突き刺した。

 その後、試合を優位に進めたデュッセルドルフ。しかし、試合終了間際の後半アディショナルタイム2分に同点弾を決められてしまう。パーダーホルンは左サイドでフリーキックを得ると、MFフローレント・ムスリヤが右足でゴールに向かうようなクロス。FWケマル・アデミが頭で合わせたボールは、カステンマイアーに掻き出されたが、MFロン・シャレンバーグが押し込みゴールネットを揺らした。

 デュッセルドルフは先制点を守り切れず、1-1でドロー。田中、内野はフル出場、アベルカンプは後半40分までプレーした。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2021-22特集

TOP