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京都2戦連続の“DOGSO”退場者…DF麻田将吾は1試合の出場停止処分

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湘南FW町野修斗の突破阻止を試みる京都DF麻田将吾

 Jリーグは14日、J1第4節の試合で起きた行為に対し、京都サンガF.C.のDF麻田将吾に1試合の出場停止処分を科すことを発表した。

 12日に敵地で行われた湘南ベルマーレ戦(△1-1)に先発出場した麻田。すると後半33分、スルーパスに抜け出してきた湘南FW町野修斗と並走、やや後ろ気味からスライディングで阻止を試みた際に、下についた右手で町野を引っ掛けてしまった。

 麻田は、駆け寄ってきた上田益也主審により、レッドカードが提示されて一発退場。決定的な得点機会を阻止したとするDOGSO(ドグソ)の条件を満たしていると判断された。これにより、京都は前節のジュビロ磐田戦(●1-4)のGK上福元直人に続く、2試合連続のDOGSO適用の退場者となった。

 Jリーグは今回の処分について「(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同選手の自陣ペナルティーエリア手前でドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず後方より反則で止め、決定的な得点機会を阻止した行為は『著しい反則行為』に該当すると判断、1試合の出場停止処分とする」と説明している。

■出場停止試合
第5節
3月19日(土)
京都 14:00 FC東京 [サンガS]

※DOGSOとは
「Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity」の略で、決定的な得点機会の阻止を意味する。なお、DOGSO適用には以下の条件が必要となり、そのうち1つでも当てはまらなければ適用されない。

1.ゴールの距離
2.プレーの方向
3.守備側競技者の位置と数
4.ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性

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