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G大阪FW宇佐美貴史が心境告白「手術でアキレス腱はつながったので、あとはサッカーとの縁をつなげられるように」

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ガンバ大阪のFW宇佐美貴史

 J1リーグの試合中に右アキレス腱断裂の重傷を負ったガンバ大阪のFW宇佐美貴史が17日、G大阪の公式Youtubeチャンネルで心境を明かした。

 G大阪のトレーニングウェア姿でクラブスタッフのインタビューに応じた宇佐美は退院を報告。「だいぶ順調にきてるかなって感じやし、気持ち的にもだいぶ自分の中ではいろいろ整理できて、いい時間になるように、怪我をしてよかったなと思える時間にしようと思えている。退院してステップは一つクリアできて、入院中の期間は順調にいったので、ここからクラブでのリハビリ初日なので、マジで頑張ろうと思います」と意気込みを語った。

 負傷後には多くのサポーターからメッセージが寄せられたといい、「ほんまにありがたかったし、サッカー人生でたくさん感謝するタイミングはあったけど、今までで一番心強かった。頑張ろうと思えたし、自分のことを思ってくれている人に対してものすごく大きな感謝しかない」と感謝。「そういう人たちに対してパワーアップした姿を見せることが何よりの恩返しになる。それまで一日一日できることを積み重ねていって、もう一回パワーアップした姿で帰ってきて、このクラブをパワーアップさせるという目標になっている。そういうことができたときにやっぱかっこいいなってなると思うので、そういう自分、そういう姿を想像して頑張っていきたいなと思っています」とモチベーションを語った。

 全治期間は発表されていないが、シーズンの大半を棒に振る大怪我。「リハビリ苦しいからといって『やめた』という選択肢はない。長いし、先を見てもゴールはまだまだ先なので、一日一日大事にして、その日一日に自分ができることを消化していって、クリアしていって、その先に復帰があって、自分に対して求めていた姿に戻れる時が来ると思う」と冷静に症状と向き合った宇佐美は「あまり先を見すぎず、朝起きたらよし今日一日頑張ろうというモチベーションでやり続けて、メンタル的に腐ることなく、常にポジティブにやっていきたいなと思いますし、戻れたときにまたサッカーをもっと好きになると思うし、サッカー選手である自分のことも誇れていると思う」と述べた。

 また「試されているなと、いま」と神妙に切り出した宇佐美は、自身のアキレス腱とサッカーキャリアをなぞらえ、復帰へのロードマップを感傷的に口にした。「ほんまに上手いこと言うつもりはないけど、アキレス腱が切れたじゃないですか。病院で思ったのはサッカーとの縁ももう一回つなぎ合わせられるかを試されているなと思った。もしかしたら現役復帰できるかできひんかというくらいの大怪我だと思うし、またサッカーとの縁をしっかり、そっちもうまく繋げられるように。手術でアキレス腱はつながったので、あとはサッカーとの縁をつなげられるように頑張ろうと思いました」。復帰までの間は「一時的に僕もサポーターになる」という宇佐美。サポーターに向けて「ガンバサポーターと一緒にガンバを応援しようと思います。ぜひ一緒に応援しましょう」と呼びかけていた。

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