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[WEリーグ]首位I神戸は2連勝! 東京NBはN相模原との乱打戦制す、浦和とEL埼玉の“ダービー戦”も打ち合いに:第14節

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 WEリーグは19日、20日、21日の三連休に各地で第14節を行った。首位のINAC神戸レオネッサはホームに4位マイナビ仙台レディースを迎え入れ、1-0で勝利。後半40分にFW田中美南が決勝ゴールを決めた。I神戸は2連勝で首位を独走している。

 2位日テレ・東京ヴェルディベレーザは10位ノジマステラ神奈川相模原と対戦し、4-3で打ち合いを制した。試合は開始5分にN相模原FW杉田亜未の先制ゴールで幕を開けると、そこから乱打戦に。前半15分にFW植木理子、同33分にDF村松智子がそれぞれゴールを決めて東京NBが逆転するも、同34分にN相模原がMF小林海青の得点ですぐさま追いつく。それでも、東京NBは前半41分にFW山本柚月のゴールで勝ち越すと、後半17分にDF清水梨紗が追加点。後半40分にN相模原の杉田に1点を返されたが、逃げ切った。東京NBは2位をキープしている。

 3位三菱重工浦和レッズレディースと11位ちふれASエルフェン埼玉の“埼玉ダービー”は浦和に軍配。試合は前半をスコアレスで折り返すと、後半10分、12分に浦和のエースFW菅澤優衣香が2得点を挙げてリードを奪う。しかし、EL埼玉も食らい付く。後半17分にMF加藤千佳が1点を返すと、同32分にFW祐村ひかるが同点ゴールを決めて試合を振り出しに戻した。それでも、ホームの浦和が意地を見せる。試合終了間際の後半44分にMF遠藤優が勝ち越し弾。3-2でダービー戦を制した。

 5位ジェフユナイテッド市原・千葉レディースはホームで9位{c|サンフレッチェ広島レジーナ}}と対戦し、1-0で勝利。後半13分のFW千葉玲海菜の先制弾を守り切った。8位アルビレックス新潟レディースと6位大宮アルディージャVENTUSの試合は前半に1点ずつを奪い合うも、後半はスコアが動かず。1-1の引き分けに終わっている。

 なお、試合がなかったAC長野パルセイロ・レディースは『WE ACTIONDAY』の活動を実施した。AC長野は、東京パラリンピックで注目が高まったパラスポーツ『ボッチャ』を通じて、地域の人々と交流。トークセッションも行ったようだ。

【第14節】
(3月19日)
[ノエスタ]
I神戸 1-0 マイ仙台
[I]田中美南(85分)

[味フィ西]
東京NB 4-3 N相模原
[東]植木理子(15分)、村松智子(33分)、山本柚月(41分)、清水梨紗(62分)
[N]杉田亜未2(5分、85分)、小林海青(34分)

(3月20日)
[デンカS]
新潟L 1-1 大宮V
[新]園田瑞貴(15分)
[大]高橋美夕紀(17分)

(3月21日)
[フクアリ]
千葉L 1-0 S広島R
[千]千葉玲海菜(58分)

[熊谷陸]
浦和L 3-2 EL埼玉
[浦]菅澤優衣香2(55分、57分)、遠藤優(89分)
[E]加藤千佳(62分)、祐村ひかる(77分)

※『WE ACTIONDAY(理念推進日)』とは、WEリーグの理念「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」を体現するために、各クラブがアクションを起こす日。

●WEリーグ2021-22特集ページ

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