鹿島DF岩政大樹(26)がDF内田篤人(20)に「活」を入れた、と2日付日刊スポーツが報じている。鹿島は今日2日に新潟と対戦(東北電ス)するが、今季代表戦を含めすでに12試合戦っている内田は3月30日の横浜FM戦で両足をつるなど、過密日程の影響で疲労の色が濃い。それを受けて岩政は、1日の練習後、「(不調が)疲れが理由なら彼自身の責任。日程は理由ではない。コンディションよりメンタルの問題。うちは優勝チームだから若さとかいう理由は関係ない。そういうことを言っていたら優勝できない」と厳しい言葉を口にしたという。

　ただ、岩政の言葉は内田への高い期待の裏返し。「コンディションが悪いならカバーはする。でも僕は(内田が)状態が悪いとは思っていない」と加えたという。

(文　吉田太郎)