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“崖っぷち”に立たされるも…6連勝でW杯出場権獲得!! 権田「日本サッカーとして大きな前進」

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喜びを分かち合う日本代表GK権田修一

[3.24 W杯最終予選 日本2-0オーストラリア シドニー]

 小学生の時に見たフランスW杯。「サッカーと日本代表にすごく憧れた大会」だった。だからこそ、「僕自身がそれ(W杯連続出場)を途絶えさせてはいけなかった」。7大会連続のW杯出場を決めた日本代表のGK権田修一は「嬉しかったし、ホッとした」と安堵の表情を浮かべた。

 オーストラリアに勝利すれば、W杯出場を決める“大一番”。勝ち点で上回る日本は、仮にドローで終えても優位な状況で最終戦を迎えることができた。しかし、「試合に入る前は勝ちに行くと。とにかく勝ち点3を取るために準備して試合に入った」と試合開始からアグレッシブな姿勢を見せた。

 スコアレスで試合が進んだものの、後半44分に三笘薫が先制点を奪うと、同アディショナルタイムには再び三笘がネットを揺らし、2-0の完封勝利。最後方で見守っていた権田は「点を取った時間も、もしかしたらキープしても良かったのかもしれない」と振り返りつつ、ゴールを狙い続ける姿勢がチームの良さだと実感する。

「キープしても良かったかもしれないけど、相手が隙を見せたところで、アグレッシブに攻めたことが点につながった。後ろが同数になるリスクのある時間も当然あったけど、アグレッシブにやり切って良かったと思う。その姿勢はこのチームの良さだと思うので、次のベトナム戦も継続してやっていきたい」

 最終予選は黒星発進となり、開幕3戦1勝2敗と一度は“崖っぷち”に立たされた。しかし、その後は6連勝で予選を突破。「まずは何があっても予選を突破するのが一番大事だった。予選を通じて成長を続けて突破できたのは、チーム、そして日本サッカーとして、すごく大きな前進になったと思う」と胸を張った。


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