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自身4度目のW杯へ…長友佑都、悲願の初8強は「夢物語ではない」

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自身4度目となるW杯予選突破を果たしたDF長友佑都

[3.24 W杯最終予選 日本2-0オーストラリア シドニー]

 逆境も批判も乗り越え、自身4度目となるW杯アジア最終予選を突破した。日本代表DF長友佑都(FC東京)は「とにかく苦しい最終予選だった。最初の3戦で2敗して、そこからチームのみんなで乗り越えてきた」と振り返り、「(最終予選は)4回目になるけど、一番苦しい予選だった」と安堵の表情を見せた。

 予選突破が決まれば、今度は本大会に向けたサバイバルが始まる。DF中山雄太の台頭もあり、競争は覚悟の上だが、「より一層努力しないとW杯にはたどり着けない危機感も抱いている」という言葉は決して若手とのポジション争いだけを指しているのではない。

「W杯を3回経験して、欧州でもいろんな経験をして、世界のレベルは肌で経験している。今の自分では物足りないし、W杯で結果を出すには今の自分では厳しいことも分かっている。他人や若手と比べるというより、世界のレベルを肌で感じてきたからこそ、そう感じている」

 自身4度目となるW杯で目指すのは悲願のベスト8進出だ。自身には「すべての部分でレベルアップしないと、ベスト8を目標に掲げるチームの一員になれない」と厳しいが、チームとしては「僕がここまで戦ってきた感覚だけど、W杯で戦えるだけの戦力、メンバーはそろっていると感じている」と評価する。

「ベスト8は甘くない。甘くないけど、この選手のクオリティーで、世界を経験している選手も多くいて、(W杯ベスト8は)夢物語ではない。必ず成し遂げられると思っている」と力を込めた。

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