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ガレス・ベイルは“不死鳥”なのか…半年間で出場77分の男が怒涛2発、母国ウェールズは64年ぶりW杯に王手

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FWガレス・ベイルが2得点

 ウェールズ代表は24日のカタールワールドカップ欧州予選プレーオフ準決勝でオーストリア代表に2-1の勝利。2得点ともにFWガレス・ベイルが決めた。

 32歳のベイルは2006年5月に代表デビューを飾ると、同年10月7日に代表最年少となるゴールを記録。その後も活躍を続けたが、近年は負傷が続き、レアル・マドリーでは直近半年間で出場試合は2試合。合計77分間のみとなっていた。

 カタールW杯欧州予選プレーオフはトーナメント戦となり、2試合で勝利を収めれば、ウェールズの1958年大会以来の本大会行きが決まる。趣味のゴルフに興じる姿に批判が集まることも多かったベイル。だが、母国のW杯出場が懸かった試合で輝きを見せる。

 前半25分、ウェールズは敵陣PA付近でFKを得ると、ベイルが左足を振り抜く。狙いすましたキックはゴール右隅のポストをかすめ、そのままゴールに突き刺さる。

 1-0で前半を折り返すと、後半6分にもベイルが躍動。左CKはショートコーナーで再開すると、ニアサイドのベイルがボールを収める。体をひねりながら左足を一閃し、ゴール右隅に決め切った。

 その後、ウェールズは1点を返されるが、そのまま逃げ切り、2-1で勝利。次戦の相手であるスコットランド対ウクライナの勝者に勝つことができれば、1958年以来となる64年ぶりの本大会切符を手にすることができる。

 英『ザ・サン』では、試合後のベイルのコメントを伝える。「フリーキックはいつだって打てる。FKで勢いがついたのはよかった。2点目もよかったね」と手応えを語った。


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