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柏と鳥栖はドローで今季ルヴァン杯初勝利お預け…戻ってきたら“色が違う”珍事も

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柏はホームで鳥栖とドロー

[3.26 ルヴァン杯GS第3節 柏 1-1 鳥栖 三協F柏]

 ルヴァンカップのグループC第3節が26日に行われた。三協フロンテア柏スタジアムでは3位タイの柏レイソルサガン鳥栖が対戦。1-1の引き分けに終わり、互いに今大会初白星はお預けとなった。第4節は4月13日に開催され、両チームは鳥栖のホームで再び顔を合わせる。

 グループC第3節では新型コロナウイルスの影響で北海道コンサドーレ札幌vs京都サンガF.C.が延期となったため、この日は柏vs鳥栖のみが実施された。

 柏は直近のリーグ戦から先発メンバー2人を変更し、FWドウグラスとプロデビューのGK松本健太を起用。対する鳥栖は7人を入れ替え、新加入のMF森谷賢太郎が新天地デビューを果たした。

 前半7分、鳥栖MF菊地泰智がペナルティエリア内左から左足で強烈なシュートを放つが、GK松本のファインセーブで先制とはならない。

 前半14分には珍しいシーンが発生。ピッチの外に出た柏の10番MFマテウス・サヴィオが左足のスパイクを履き替え、右足の黒とは違う赤系のスパイクで戻ってきた。左足のスパイクの甲付近に穴があいていたとみられる。

 前半16分、そのM・サヴィオのスルーパスからドウグラスがペナルティエリア内右に進入。しかし、右足のシュートはGK岡本昌弘に止められた。

 スコアレスの時間が続く中、前半36分に鳥栖の森谷が右サイドからアーリークロス。ペナルティエリア内中央でフリーとなったFW藤原悠汰が右足で合わせるも、ゴール右に外れ、0-0のままハーフタイムを迎えた。

 後半もゴールを目指し、一進一退の攻防を展開する両チーム。後半14分、柏DF川口尚紀がペナルティエリア内右で菊地に倒されるも、ファウルの笛は鳴らない。すると同17分に鳥栖が均衡を破った。

 ペナルティエリア手前右のFKから、キッカーのMF藤田直之が右足で質の高いクロスを供給。フリーでゴール前に飛び込んだDF田代雅也が頭で合わせ、豪快にネットを揺らした。

 追いかける柏は後半25分にビッグチャンス。後半も左右で色の違うスパイクを履いてプレーするM・サヴィオが相手のずれたパスに走り込み、遠めから右足でロングシュートを放つ。GK岡本が前に出ていたため、枠に飛んでいれば同点弾になっていたと思われるが、ゴール右に外れた。

 それでも柏は後半43分に追い付く。ボールを奪ったM・サヴィオがペナルティエリア内右から右足で柔らかいクロス。途中出場のFW升掛友護が右足のボレーシュートを突き刺し、今大会3得点目で1-1とした。

 試合はそのまま同点でタイムアップ。柏、鳥栖ともに開幕3戦未勝利(2分1敗)となった。

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