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毒殺未遂か…ロシア人オーナーのアブラモビッチ氏らが和平交渉後、一時中毒症状に

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チェルシーのオーナーを務めるロマン・アブラモビッチ氏

 チェルシーのオーナーを務めるロマン・アブラモビッチ氏が中毒症状を来たしたようだ。

 2003年にチェルシーを買収したロシア人実業家のアブラモビッチ氏。しかし、2月24日から始まったロシア軍によるウクライナ侵攻により、ウラジミール・プーチン大統領と深い関係にあるとされることから、同氏にはイギリス政府や欧州連合から制裁が科され、まもなくクラブを手放すことになる。

 そんなアブラモビッチ氏はウクライナへの侵攻が始まって以降、和平交渉に加わるために自家用ジェットでウクライナ、ロシア、ベラルーシ、トルコなどに渡っていた。しかし、3月上旬にキエフで行われた会議に出席した後、中毒症状を来たしたことがわかった。

 このニュースを最初に伝えたアメリカ『ウォール・ストリート・ジャーナル』によると、和平的な解決を妨害しようとするロシアの強硬派エージェントによる毒物を使用した攻撃の可能性があるようだ。

 また、イギリス『BBC』などの報道によると、この交渉の席に着いた他のウクライナ人2名もアブラモビッチ氏と同様に目の充血や目への刺すような痛み、顔や手の皮がむけるといった症状を来たした様子。それでも、現在は快方に向かっており、解決に向けての交渉に継続して参加すると伝えられている。

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