レアル・マドリーのフベニールA(U-19)に所属するMF中井卓大が28日、トップチームのトレーニングに参加した。クラブ公式サイトが伝えている。

　レアルは今回の代表ウィークでFWガレス・ベイル(ウェールズ)、MFフェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ)、DFダニエル・カルバハル(スペイン)、MFカゼミーロ、FWビニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ・ゴエス、DFエデル・ミリトン(ブラジル)、DFダビド・アラバ(オーストリア)、FWルカ・ヨビッチ(セルビア)、MFルカ・モドリッチ(クロアチア)、MFエドゥアルド・カマビンガ(U-21フランス)の11名を各国代表に派遣。多くの主力選手が不在の中で今週最初のトレーニングが実施され、そこに中井の姿もあった。クラブはMFトニ・クロースやDFマルセロとマッチアップする中井の写真などを公開している。

　クラブによると、最初の準備運動のあとにフィールド選手たちはロンド、GKはポジション練習に取り組み、続いてボールポゼッションとプレッシャー掛け、最後にミニゲームが行われたという。ビニシウスとアラバは代表ウィークでの2戦目を回避してクラブへ戻っており、この日のトレーニングにはビニシウスが参加。また、負傷明けのFWカリム・ベンゼマとDFフェルラン・メンディは施設内とピッチでの別調整だった。

　現在18歳の中井は以前もトップチーム練習に招集されたことがあり、Bチームにあたるカスティージャでは飛び級で試合デビュー済み。先月にレアルとの契約を2025年まで延長したことが発表され、今後カスティージャに昇格する見込みとなっている。

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