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森保Jベトナム戦で先発9人変更!! 旗手がA代表デビュー、上田・三笘も初先発

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 日本代表は29日、埼玉スタジアム2002でのカタールW杯アジア最終予選第10戦でベトナム代表と対戦する。午後7時35分のキックオフを前にスターティングメンバーが発表され、カタールW杯出場を決めたオーストラリア戦(○2-0)から9人を変更。MF旗手怜央(セルティック)が先発でA代表デビューし、FW上田綺世(鹿島)、MF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)も最終予選初先発を果たす。

 27日の紅白戦メンバーと同じで、システムは4-3-3とみられる。GKは川島永嗣(ストラスブール)が務め、最終ラインは左から中山雄太(ズウォレ)、DF谷口彰悟(川崎F)、DF吉田麻也(サンプドリア)、DF山根視来(川崎F)。中盤はMF柴崎岳(レガネス)、MF原口元気(ウニオン・ベルリン)、旗手の3ボランチで、ウイングは左が三笘で、右がMF久保建英(マジョルカ)。前線中央に上田が入る。

 オーストラリア戦から引き続き先発するのは吉田、山根の2選手のみで、東京五輪世代が5人を占めるフレッシュなメンバー編成。カタールW杯本大会に向け、選手層の底上げにトライする。

 ベトナムはFIFAランキング98位(日本は23位)。初出場となった今回の最終予選では1勝8敗の勝ち点3で最下位に沈んでいる。通算対戦成績は日本の4戦全勝。直近の対戦は昨年11月の最終予選アウェーゲームで、日本はMF伊東純也のゴールにより、1-0で勝利している。

 すでにB組2位以上を確定させてカタールW杯出場権を獲得している日本にとって、ベトナム戦はある種の消化試合。それでも森保一監督は前日会見で、B組首位フィニッシュに向けて「勝たないといけない気持ちで臨む」と意気込んだ。また他地域の結果次第とはなるが、ベトナム戦に勝利することでW杯抽選会「ポット2」入りの可能性も。本大会でベスト8という結果を残すべく、ここから新たな戦いがスタートする。

<出場メンバー>
[日本代表]
▽先発
GK 1 川島永嗣(ストラスブール)
DF 3 谷口彰悟(川崎F)
DF 16 山根視来(川崎F)
DF 20 中山雄太(ズウォレ)
DF 22 吉田麻也(サンプドリア、Cap)
MF 7 柴崎岳(レガネス)
MF 8 原口元気(ウニオン・ベルリン)
MF 11 久保建英(マジョルカ)
MF 15 旗手怜央(セルティック)
MF 21 三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)
FW 9 上田綺世(鹿島)
▽控え
GK 12 権田修一(清水)
GK 23 シュミット・ダニエル(シントトロイデン)
DF 2 植田直通(ニーム)
DF 5 長友佑都(FC東京)
DF 19 佐々木翔(広島)
MF 10 南野拓実(リバプール)
MF 13 守田英正(サンタクララ)
MF 14 伊東純也(ゲンク)
MF 17 田中碧(デュッセルドルフ)
FW 6 林大地(シントトロイデン)
FW 18 浅野拓磨(ボーフム)
FP 4 谷晃生(湘南)
▽監督
森保一

(取材・文 竹内達也)
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