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日本相手につかんだ“史上初”の勝ち点1…ベトナム指揮官「選手たちに感謝の言葉を贈りたい」

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アウェー日本戦で勝ち点1を獲得したベトナム代表

[3.29 W杯最終予選 日本1-1ベトナム 埼玉]

 初出場となったアジア最終予選。1勝1分8敗の勝ち点4で最下位に終わった。だが、新たな一歩を踏み出したのは間違いない。ベトナム代表を率いるパク・ハンソ監督は「私たちなりにベストを尽くせたと思う」と最終予選を振り返った。

 FIFAランキングは日本の23位に対し、ベトナムは98位。通算対戦成績は4戦全敗と、格上相手とのアウェー戦となった。

 だが、前半20分にスコアを動かしたのはベトナム。グエン・コン・フォンが蹴り出したCKをグエン・タイン・ビンがヘディングで叩き込み、スコアを1-0とした。後半9分にDF吉田麻也に決められて試合を振り出しに戻されたものの、守備に重心を置いて日本の攻撃をはね返し続け、1-1のドローで試合を終えた。

 粘り強い戦いの末につかんだ勝ち点1は、日本から獲得した史上初の勝ち点に。指揮官は「選手たちは我々が示した戦術を200パーセント発揮できるように努力した。アウェーでの日本戦、勝ち点を獲得した選手たちに監督として感謝の言葉を贈りたい」と労いの言葉を贈った。

 初の最終予選は1勝1分8敗と「成績自体はいいものではなかった」。しかし、「私たちにとっては、この経験が非常に意味のあるものだった。成績は悪かったが、私たちなりのベストを尽くせたと思う」と胸を張って答えた。

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