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日本はカタールW杯抽選「ポット3」が決定

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 日本代表はカタールW杯抽選会でポット3に入ることが決まった。アジア最終予選最終節でベトナムに引き分けた上、日本より上位のセネガル、ポルトガルの本大会出場が決定。上位のポット2に入ることはできなかった。

 ポット分けはグループリーグの組分けの偏りを避けるためのレギュレーション。今月31日に発表されるFIFAランキングをもとにポット1〜4に分けられ、実績の近い同一ポット同士の対戦が行われない仕組みとなっている。各地域の予選最終戦を控えた段階で、日本代表はドイツやウルグアイとの対戦を避けられるポット2に入る可能性が残っていたが、以下の条件を少なくとも4つ以上満たす必要があった。

①日本が最終予選最終節でベトナムに勝利
②ポルトガルが予選プレーオフで北マケドニアに敗戦
③スウェーデンが予選プレーオフでポーランドに敗戦
④アメリカ、メキシコのいずれかが北中米カリブ海予選で敗退
⑤セネガルが最終予選でエジプトに敗戦

 ところが最も初めに試合を行った日本がベトナムに引き分け、FIFAランキング浮上のチャンスを喪失。その後、アフリカ予選でセネガルが勝利し、欧州予選でポルトガルも勝利したことで、ポット2入りの夢は絶たれた。一方、前回ロシア大会はポット4での参戦だったため、史上初の2大会連続ベスト16入りに向けてはポット3でも好材料となる。

 なお、ポット1は開催国カタールと、FIFAランキング最上位のブラジル、ベルギー、フランス、アルゼンチン、イングランド、スペイン、ポルトガルで決定。ポット2はオランダ、ドイツ、デンマーク、スイス、クロアチア、ウルグアイがすでに決まっており、北中米カリブ海予選を残すメキシコ、アメリカもポット2濃厚となっている。

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