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王者・川崎Fが衝撃の4連続失点で大敗…C大阪・乾&山田寛人の4発に沈み、ホーム無敗新記録樹立ならず

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川崎Fが痛恨4失点で大敗

[4.2 J1第6節 川崎F 1-4 C大阪 等々力]

 J1リーグは2日に第6節を行った。川崎フロンターレセレッソ大阪の対戦は、C大阪が4-1で勝利。川崎Fはホーム無敗新記録にリーチがかかっていたが、記録更新とはならなかった。

 2連勝中の川崎Fは、本拠地での偉業達成にリーチ。ここまでホーム25試合で無敗を継続させており、今節引き分け以上でリーグ新記録を樹立する。一方、C大阪は直近のルヴァン杯で大分トリニータに6-1と快勝。チームの底上げを行いつつ、敵地で王者に挑む。

 序盤からボールを持つ川崎Fだが、先制はC大阪。前半13分、2トップのFW加藤陸次樹とFW山田寛人が前線からプレスを仕掛ける。ボールを奪うと、右サイドから加藤が折り返す。山田が敵陣付近から右足シュートを放ち、相手DFに当たりながらボールはゴール右ポストを直撃。こぼれたところに詰めたMF乾貴士が押し込み、先制点を奪った。

 さらに、C大阪が追加点。前半28分、左サイドからパスを受けたMF中原輝がPA左のスペースにパスを通す。反応した乾が綺麗なトラップでボールを受け、左足シュート。ゴール右隅に流し込み、2-0とした。

 C大阪の勢いは止まらない。前半36分にはロングカウンターから山田が相手最終ラインを突破。GKチョン・ソンリョンの飛び出しを確認しつつ、敵陣PA手前から左足シュートを放ち、ダメ押しの3点目を決め切った。

 前半で3失点を喫した川崎F。ハーフタイムで一挙に4枚の交代カードを切る。DF山村和也、MF橘田健人、MFチャナティップ、FWレアンドロ・ダミアンを下げ、MF塚川孝輝、MF小塚和季、FW遠野大弥、FW知念慶が入った。

 しかし、川崎Fは前半よりもゴールを狙う機会は増えたが、1点を返せない。C大阪は後半18分に乾を下げ、新加入MFジェアン・パトリッキが初出場を果たす。

 後半23分、次にスコアを動かしたのはまたしてもC大阪。中盤で川崎Fのパスを奪い切り、一気にカウンターへ。左サイドのパトリッキがPA左のスペースに正確なパスを出す。走り込んだMF原川力が折り返し、山田がダイレクトでこの試合2点目となるチーム4点目を挙げた。

 川崎Fは後半41分、DF佐々木旭のパスを途中出場のFW小林悠が敵陣PA内でヒールキック。走り込んだFWマルシーニョが冷静に決め、1点を返してみせた。

 しかし、川崎Fの反撃はそこまで。1-4で試合は終了し、衝撃のスコアで今季2敗目を喫した。

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