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先制ヘッド弾の西村拓真「去年くらいからジャンプが高くなり始めて…」

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FW西村拓真が先制ゴール

[4.2 J1第6節 横浜FM 2-1 FC東京 日産ス]

 横浜F・マリノスの先制ゴールは元ベガルタ仙台のホットラインから生み出された。
DF永戸勝也のクロスボールから先制点を沈めたFW西村拓真は試合後、「スペースに入っていこうと思っていた。勝くんがうまく自分が得意なボールを上げてくれてよかった」と手応えを語った。

 ところが西村によると、仙台時代にはあまりなかった得点パターンだったという。「クロスからあまり得点した覚えはない」と振り返った西村は「去年くらいからジャンプが高くなり始めて、なんか上手く決まっている」と独特のフィーリングを披露。今季は3月2日のJ1第10節神戸戦(○2-0、前倒し開催)に続くヘディングでのゴールだが、「初めての感覚です」と淡々と明かした。

 またこの日のプレーは満足のいくものではなかったようだ。「相手がマンツーマンで来ていて動きすぎた部分があったので、初めてトップ下での難しさを感じた試合だった」と振り返った西村は「ビルドアップ、もう少しボールに対しての関わり方、そういうところの質を高めていかないといけない。トップ下はチャンスが作れる一番のポイントだと思うので、チームのチャンスを多く作り出せないと無理だなと思っている」と課題を語った。

 それでも西村のゴールにより、チームはクラブ創設30周年の記念試合に勝利。「このクラブでエンブレムをつけている以上、覚悟を持っていかないといけない。それなりのプレーをしていかないといけない。結果で示していきたい」と決意を示したストライカーは「勝った後、得点した後の試合が大事。マリノスらしいフットボールができるように準備したい」と意気込みを語った。

(取材・文 竹内達也)
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