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浅野拓磨が初のベストイレブン入り!独誌が絶賛「勇敢なカットインから見事にフィニッシュ」

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ボーフムFW浅野拓磨

 ボーフム日本代表FW浅野拓磨がドイツ誌『キッカー』で自身初となるブンデスリーガ1部でのベストイレブン入りを果たした。

 ボーフムは2日に行われたブンデスリーガ第28節で敵地でホッフェンハイムと対戦。左サイドで2試合ぶりの先発を飾った浅野は、GKマヌエル・リーマンからのフィードを受けると28分にカットインから強烈なシュートを叩き込んで先制弾をマーク。さらに同点に追いつかれた後の59分、またもリーマンからのフィードを相手DFがクリアミス。それを見逃さずに抜け出し、GKとの一対一を制して2ゴール目を決めた。

 この試合の86分、味方FWセバスティアン・ポルターがヘッドで繋げたボールを左足ボレーで叩き込むも、これはポルターがファウルとジャッジされたため、ノーゴール判定となった浅野。それでも『キッカー』では2得点に関与した上で好セーブ連発のリーマンと同じ「1.5」と最高タイの評価に。そして2人は味方の右サイドバックでコスタリカ代表のクリスティアン・ガンボアとともに同誌の週間ベストイレブンにも選ばれている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 また『キッカー』は浅野が試合後、「運に恵まれた」と語っていたことに対し“反論”。「1点目では完璧にボールを受け、勇敢にカットインすると、ニアへのグラウンダーで見事にフィニッシュ。後には(相手GK)オリバー・バウマンとの一対一でフリーながら落ち着いて2-1を挙げた。相手ゴールの前で素晴らしい冷静さを見せている」と絶賛した。

 なおホッフェンハイムのゴールは左サイドバックのダビド・ラウムが記録。主にその視察のために訪れていたとされるドイツ代表ハンジ・フリック監督だが、ワールドカップの初戦の相手に決まった日本代表の浅野のほか、同グループ入りの可能性を残すコスタリカのガンボアも好パフォーマンスだったため、多くのノートを取らなければいけない試合となったかもしれない。

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