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パリ世代FW細谷が今季3点目! 快進撃続く柏、川崎F・横浜FM抜いて暫定首位浮上

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FW細谷真大が決勝ゴール

[4.5 J1第7節 C大阪 0-1 柏 ヨドコウ]

 J1リーグは5日、第7節1試合を行い、柏レイソルセレッソ大阪を1-0で下した。パリ五輪世代2001年生まれのFW細谷真大の今季3ゴール目が決勝点。1試合消化の多い川崎フロンターレと横浜F・マリノスも一気に抜き去り、暫定首位に浮上した。

 今季2勝3分1敗で5位のC大阪と、4勝1分1敗で4位の柏による上位対決。ともに前節から中2日の連戦となった中、スターティングメンバーを替えずに挑んだ。

 先に決定機を迎えたのはアウェーの柏。前半3分、敵陣右サイド深くで獲得したFKをMFマテウス・サヴィオがゴール前に送り込み、ゴール前で混戦が生まれると、MF小屋松知哉が振り向きざまでシュートを狙った。だが、ここはGKキム・ジンヒョンがさすがのセーブ。GKキム・スンギュとの韓国代表経験を持つ守護神対決で見せ場をつくった。

 それでも前半25分、柏が先に試合を動かした。自陣ペナルティエリア内にプレスバックしていたM・サヴィオがボールを奪い、DF大南拓磨とのワンツーでドリブル突破を仕掛けると、長い距離を攻め上がってDF西尾隆矢を抜き去りラストパス。ゴール前でフリーになっていた細谷が右足で落ち着いて流し込んだ。細谷はこれで今季3点目。得点ランキング3位タイに並んだ。

 対するC大阪はFW加藤陸次樹、MF乾貴士、MF奥埜博亮が次々にゴールに迫るも、なかなかキム・スンギュの牙城を破れない。対する柏は前半アディショナルタイム、左サイドを攻め上がったDF三丸拡のハイクロスからMF中村慶太が決定的なヘディングシュート。それでもこれもキム・ジンヒョンがゴールライン上で神がかり的なセーブを見せ、追加点を許さなかった。

 C大阪は後半開始時、加藤に代わってFW北野颯太を投入し、反撃をスタート。まずは6分、DF山中亮輔のスルーパスに北野が左サイドを抜け出し、折り返しのパスを受けたFW山田寛人が見事なターンからネットを揺らす。だが、これは北野がオフサイド。同19分には途中出場FWジェアン・パトリッキが圧巻のドリブル突破で左サイドを破り、決定機を誘発。ところがDF古賀太陽の見事な戻りに阻まれ、ラストパスが北野に通らなかった。

 終盤はオープンな展開となり、一進一退の攻防。C大阪は後半アディショナルタイム、MF毎熊晟矢のシュートが枠内を襲うも、キム・スンギュに止められた上にオフサイドの判定が下された。そのまま試合は動かずタイムアップ。柏が中2日の連戦で連勝を果たした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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