beacon

シティvsリバプールはまさに頂上決戦! デ・ブライネ、ジョタ、ジェズス、マネで今季2度目のドロー決着、首位動かず

このエントリーをはてなブックマークに追加

デ・ブライネとファン・ダイクが球際でバチバチ

[4.10 プレミアリーグ第32節 マンチェスター・C 2-2 リバプール]

 プレミアリーグは10日、第32節を開催した。首位マンチェスター・シティ(勝ち点73)とFW南野拓実が所属する2位リバプール(勝ち点72)の頂上決戦は、2ー2のドロー決着。南野はメンバー外となった。

 前回対戦を打ち合いの末、2-2で引き分けた両チーム。今季のプレミアリーグ大一番となった首位攻防戦は、ホームのマンチェスター・Cが先にスコアを動かした。

 前半5分、敵陣中央でフリーキックを得たマンチェスター・Cがリスタートをすると、リバプールの対応が遅れる。その隙にボールを受けたMFケビン・デ・ブライネがドリブルで前進。強烈なシュートを放つと、ボールはDFジョエル・マティプに当たり伸びるようにゴールへ。GKアリソン・ベッカーが横に目いっぱい体を伸ばすも届かず、シュートはポスト内側をかすめてそのままゴールへと吸い込まれていった。

 先制を許したリバプールだが、すぐさま同点に追いつく。前半13分、左サイドでルーズボールを拾ったDFアンドリュー・ロバートソンが柔らかいボールをゴール前へ送ると、ファーサイドに走り込んで来たDFトレント・アレクサンダー・アーノルドの折り返しにFWディオゴ・ジョタ。左、右と揺さぶられたマンチェスター・Cの守備陣は対応しきれず、ジョタはフリーで冷静に流し込んだ。

 首位防衛に向けて負けられないマンチェスター・Cは、失点後にさらに攻勢を強める。すると、前半37分に勝ち越し弾が生まれた。左サイドからのコーナーキックをリバプールのマティプにニアサイドで弾かれると、クリアボールを拾ったDFジョアン・カンセロがゴール前に低いクロス。そのボールをファーサイドからDFラインの裏に抜け出して来たFWガブリエル・ジェズスがフリーで受けると、ゴールに押し込み、再びリードを奪った。

 1点ビハインドで前半を折り返したリバプール。それでも後半開始にすぐに試合を振り出しに戻す。後半1分、右サイドの相手ディフェンスライン上でボールを受けたFWモハメド・サラーが前を向くと、逆サイドでFWサディオ・マネが絶妙なタイミングで動き出す。サラーがそこにピンポイントのパスを通すと、マネがダイレクトシュートでゴール右に突き刺した。

 後半16分にはペナルティーエリア内右でボールを受けたジェズスがドリブルで切り込み、左足を振り抜くも、ここはDFフィルヒル・ファン・ダイクが体を張ってゴールを死守。直後の後半18分にはDFラインの裏に抜け出したFWラヒーム・スターリングが流し込んでネットを揺らすも、オフサイドの判定でノーゴールとなった。

 試合終了間際の後半45分にはマンチェスター・CのFWリヤド・マフレズがゴール前中央からフリーキックで狙うも、ポスト直撃。互いに死力を尽くした試合は、2-2で試合終了を迎えた。マンチェスター・Cは首位をキープしている

※()内の勝ち点は第31節終了時点

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2021-22特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP