何食わぬ顔でカウンターを阻止したのはアシスタントコーチ。すぐさまレッドカードが提示された。思わぬ“珍事”を英紙『サン』が伝えている。

　アクシデントが発生したのはスペイン。マドリード1部リーグでビジャヌエバ・デル・パルディージョとコルメナール・ビエホが対戦した際に起こった。

　1-1で迎えた試合終盤、カウンターの好機を迎えたビジャヌエバ・デル・パルディージョの選手が前線へパスを供給。左サイドを駆け上がるのはビジャヌエバ・デル・パルディージョの選手のみで、大きなチャンスを迎えるかに思われた。

　しかし、ボールはその選手に到達しない。なんと、ベンチから出てきたコルメナール・ビエホのアシスタントコーチがインターセプトしてしまったのだ。怒りを露わにしたビジャヌエバ・デル・パルディージョの選手たちがアシスタントコーチに詰め寄り、主審はすぐさまレッドカードを提示した。

　試合後、ビジャヌエバ・デル・パルディージョはクラブの公式ツイッターで「素晴らしい試合が、フェアプレーとサッカーの価値に反すると思われるライバルコーチの行動によって汚された」と批判。一方のコルメナール・ビエホも、「今回のことを遺憾に思っている」と表明している。

A coach for Villanueva del Pardillo FC was sent off in the 89th minute after entering the pitch to stop a counter-attack against his team

(via @SkySports)pic.twitter.com/8h9vpbk6Hx

— ESPN FC (@ESPNFC) April 12, 2022