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板倉滉、今夏以降の去就が決まるのはシーズン終了後…シャルケSD「まず今後5試合にフォーカス」

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シャルケにレンタル中の日本代表DF板倉滉

 日本代表DF板倉滉の将来が決まるのは、やはりシーズン終了後となるようだ。シャルケのルーベン・シュレーダーSD(スポーツディレクター)が、地元メディア『WAZ』で話している。

 ディミトリオス・グラモツィス前監督の下で主に3バック中央での起用が続いていた板倉だが、今夏まで指揮を執るマイク・ビュスケンス監督の下では主に中盤でプレー。いずれのポジションでも好パフォーマンスを見せ続け、29節消化時点でついにブンデスリーガ2部の首位に躍り出たシャルケで不可欠な存在となっている。

 そんな中、クラブのシュレーダーSDがマンチェスター・シティからのレンタルで加入中の板倉の去就についてコメント。「まず今後5試合にフォーカスする。それから話し合って、どんな可能性があるのか様子を見たい」とし、所属元や選手とはクラブが来季所属するリーグが決まってから交渉に入ることを示唆した。

 同SDはまた、板倉への高い評価も口に。「センターバック、若しくは6番(ボランチ)としてプレーするのか問わず、彼はチームにものすごく多くを提供することができる。それは姿勢に関しても、フットボールの能力に関してもそうだ」とその影響力を強調している。

 同SDはさらに、シーズン開幕後ではなく「我々は彼をオリンピック前に獲得したかったが、当時話はまとまらなかった」とも言及。「コウは大舞台で、彼がどれほど大きなポテンシャルを秘めているのかを示した。そして我々は何度も話をして、条件を調整したんだ」と移籍の舞台裏も明かした。

 なお『WAZ』 によれば、同選手の買い取りオプションを行使する場合、マンチェスター・シティに支払う金額は450万ユーロ(約6億1000万円)となるという。シャルケが1部復帰を果たした場合のみ、板倉の完全移籍移行が実現すると予想されている。

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