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ユベントス退団迫るディバラに…元インテル会長がラブコール「いつでも獲得したい」

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ユベントス退団が迫るFWパウロ・ディバラ

 元インテル会長のマッシモ・モラッティ氏が、イタリア国営放送『Rai』のインタビューに応じ、ユベントスと契約切れになるアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラなどに言及した。

 1995年から2013年にかけて、2期にわたってインテルの会長を務めたモラッティ氏。2010年にはジョゼ・モウリーニョ指揮下でトリプレーテ(3冠)を達成するなど、クラブの黄金期を築いた。そんな元インテル会長がイタリアのラジオ番組「Radio anch’io sport」に出演し、持論を展開した。

 先日、ユベントスのマウリツィオ・アリバベーネCEOが、背番号10番ディバラとの契約延長を見送る方針を示したことで、物議を醸している。かつてアルゼンチン代表FWをパレルモからユベントスへ引き抜いたジュゼッペ・マロッタ氏がCEOを務めるインテルへの移籍の可能性も囁かれる中、元会長のモラッティ氏が見解を示した。

「ディバラは強すぎるほどの選手だと思っているので、いつでも獲得したい。だがインテルは、強いセンターフォワードも、もう1人獲得する必要があるだろう」

 また元インテル会長は、今季のスクデット争いにも言及。上位3チームだけでなく、4位ユベントスにも注目した。

「スクデット争いを繰り広げているチームは、同時に試合を行った方がよりフェアだし、より面白いものになるはずだ。インテルは今回、正しいステップを踏んだように見える。納得できるパフォーマンスだ。一方、ミランも素晴らしい成績を残してきた。(ステファノ)ピオリに感謝すべきだろう。現在はやや停滞期なのかもしれないが、どこのチームにも起こり得ることだ。ここから立ち直る力を見出せるかがカギだ」

「ナポリがフィオレンティーナに負けることは予想していなかったが、私の考えが変わることはない。インテルにとって難しい競争相手であり、おそらく本命のライバルだろう。ただユーベも競争から脱落したわけではない。注意を払う必要があるだろう」

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