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リバプールがCL4強入り!! アンフィールドで激しく打ち合うもベンフィカから逃げ切る…準決勝でビジャレアルと激突

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リバプールがCLベスト4進出

[4.13 欧州CL準々決勝第2戦 リバプール 3-3 ベンフィカ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は13日、準々決勝第2戦を開催し、FW南野拓実が所属するリバプール(イングランド)がベンフィカ(ポルトガル)をホームに迎え、3-3で引き分けた。2試合合計6-4として準々決勝を突破したリバプールは、準決勝でビジャレアル(スペイン)と対戦する。

 5日にベンフィカのホームで行われた第1戦を3-1で制してアドバンテージを得たリバプール。この日はFWモハメド・サラー、FWサディオ・マネがベンチスタートに。前線には右からFWルイス・ディアス、FWロベルト・フィルミーノ、FWディオゴ・ジョタが並び、南野はベンチ外となった。

 前半21分に試合を動かしたのはホームのリバプールだった。DFコスタス・ツィミカスが蹴り出した左CKに反応したDFイブラヒマ・コナテがヘディングで叩きつけてネットを揺らし、スコアを1-0とした。第1戦でも同様にCKからヘディングで先制点を奪ったコナテは2試合連続でのゴールとなった。

 1点のビハインドを背負ったベンフィカは前半23分、スルーパスから抜け出したFWダルウィン・ヌネスがループシュートでネットを揺らす。同点に追い付いたと思われたが、これはオフサイドの判定でノーゴールに。しかし、同32分、ゴール方向にこぼれたボールから最終ライン裏に抜け出したFWゴンサロ・ラモスが強烈な右足シュートを突き刺し、ベンフィカが試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、同10分にリバプールが勝ち越しに成功。相手の中途半端になったクリアボールを拾ったジョタが左サイドからグラウンダーのクロスを送り、ゴール前でフリーとなったフィルミーノが押し込んでスコアを2-1に。さらに同20分にはツィミカスが蹴り出した鋭いFKにフリーで反応したフィルミーノが右足ダイレクトで合わせてネットを揺らし、リードを2点差に広げた。

 しかし、ここからベンフィカが反撃に出る。後半28分、スルーパスから完全に抜け出したMFロマン・ヤレムチュクがGKアリソン・ベッカーまでかわしてネットを揺らして1点差に詰め寄る。そして、同37分には後方から送られたボールでFWジョアン・マリオが抜け出し、最後はダルウィン・ヌネスが巧みな右足のシュートでゴールを陥れ、スコアは3-3となった。

 だが、ベンフィカの反撃もここまで。第2戦は3-3のドローに終わり、第1戦のリードを守り切ったリバプールが準決勝へと駒を進めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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