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「今の僕は過去最高のゲンキ」古巣相手にゴールの原口元気、代表スタメンにも意欲

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MF原口元気が代表スタメンに意欲

 ウニオン・ベルリンの日本代表MF原口元気は最高コンディションにあると感じているようだ。『ベルリーナ・モルゲンポスト』『キッカー』などドイツ複数メディアの取材に応じた際、「今の僕は過去最高のゲンキだと思います」と語った。

 原口はブンデスリーガ第29節ヘルタ・ベルリン戦の前半31分、今季2点目となる豪快なヘディング弾を挙げ、敵地での4-1の勝利に貢献。3年半過ごした古巣に勝ったことについて「ダービーマッチでの勝利は僕たちにとって非常に大事でした。これでヘルタとの3試合目にも勝ち、完璧ですね」と振り返った。

 同選手は、ゴール後ユニオンサポーターとともに喜びを爆発させたことについても言及。「とにかく嬉しかったので。以前ヘルタでプレーし、ヘルタには感謝の気持ちがありますが、今はウニオンの人間です」と強調しつつ「ただ、ヘルタには1部に残って欲しいとは思います」と現在17位に沈むヘルタへの気遣いを見せている。

 今季ヨーロッパ・カンファレンスリーグに出場したウニオンはグループリーグで敗退。原口は「僕たちはまた欧州の舞台でプレーすることを望んでいます。次のタスクはフランクフルトですし、また集中しなければいけません」と現在7位のウニオンが9位フランクフルトをホームに迎える次節に向けて意気込む。ミッドウィークのヨーロッパリーグ準々決勝でバルセロナとの第2戦に臨む相手だが、「僕たちにとってアドバンテージになり得ます。彼らは疲れているかもしれませんし、僕たちのホームです。それでもフランクフルトは良いチームですけどね」と指摘した。

 原口は続けて、日本がカタール・ワールドカップではドイツなどと同組となったことについてもコメント。「とてもタフなグループですね。でもドイツと対戦できることをすごく嬉しく思っています。チャンスはそれほどないかもしれないけど、それでも可能な限り好機をものにして見せることを試みます」と話している。

 代表での自身の状況については「スタメンではないので、満足していません」と認める原口。「ポジションを奪い返すことを目指します。親善試合が6試合残っているので、そこでアピールしたいと感げます」と代表でのスタメンへ意欲を示し、「フィットネス状態がとても良いです。今の僕は過去最高のゲンキだと思います」と強調した。

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