チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、FAカップ準決勝を前にクリスタル・パレスにレンタル中のMFコナー・ギャラガーについて語っている。

　今季チェルシーからレンタルでクリスタル・パレスに加入したギャラガー。ここまでプレミアリーグ26試合で8ゴール3アシストを記録し、その活躍からイングランド代表にも初招集。複数メディアから「今季プレミアリーグ最高の契約の1人」にも選出されるほど、現地では高い評価を受けている。

　しかし、FAカップ準決勝は契約上の問題で出場が不可能に。クリスタル・パレス側は特例の許可を要請していたが、チェルシー側が拒否していたことが明らかとなっている。そして会見でギャラガーについて問われたトゥヘル監督は、選手と直接話し合ったことを明かした。

「コナーと話す機会があったんだ。フラストレーションは伝わってきたよ。数週間前、代表戦後に偶然会ったんだ。レストランで偶然会って、話をしたんだよ」

「この話題にもなって……私は謝ったよ。彼の競争心は知っているし、私は本当に気に入っているんだよ。性格もよくわかっているし、(開幕前の)プレシーズンに来てくれて嬉しかったんだ」

「だが、こういうものだ。我々は試合に勝つために戦うし、レンタルした時点でルールは明確だった。(相手監督)パトリック・ビエラやコナーの失望はよくわかるが、レンタルした際に決めたルールなんだ。我々のルールで苦しみたくはない」

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