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新助っ人シャルクが魅せた!! 加入後初弾&直接FK美弾…浦和、山東泰山に5発快勝でACL2連勝

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浦和レッズFWアレックス・シャルクが2得点の活躍

[4.18 ACLグループF第2節 浦和 5-0 山東泰山 ブリーラム]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は18日、グループリーグ第2節を開催した。グループFでは浦和レッズ山東泰山(中国)と対戦し、5-0の完封勝利を収めた。2連勝を飾った浦和は、21日の第3節で大邱FC(韓国)と対戦する。

 グループFはタイのブリーラムで集中開催され、15日から30日まで、中2日でグループリーグ6連戦を行う。15日の第1節ライオン・シティ戦を4-1で制して白星スタートを切った浦和は、同試合からGK鈴木彩艶とDFアレクサンダー・ショルツを除く先発9人を入れ替え、2試合目を迎えた。

 システムは4-2-3-1を採用。最終ラインには右からDF宮本優太、ショルツ、DF知念哲矢、DF馬渡和彰が並び、ダブルボランチにはMF柴戸海とMF安居海渡を配置。2列目には右からMF関根貴大、MF小泉佳穂、MF大久保智明、1トップにはFW明本考浩が入った。

 立ち上がりから浦和が圧倒的にボールを保持する展開となる。前半11分にはゴールに迫り、右サイドから関根が送ったラストパスをPA内で受けた小泉が左足で狙うもシュートは枠上に外れてしまった。その後も浦和が押し込む時間帯が続くものの、5-4-1のシステムで守備に重心を置く山東泰山ゴールをなかなかこじ開けられない。

 しかし、前半26分に浦和が先制に成功。大久保とのパス交換からPA内に侵入した関根のシュートのこぼれ球に明本が反応。シュートは相手GKに阻まれたものの、こぼれ球を明本自らが蹴り込んでスコアを1-0とした。さらに同30分にはPA内で明本が相手選手のファウルを誘ってPKを獲得。キッカーを務めたショルツがきっちりネットを揺らし、リードを2点差に広げた。

 前半のボール保持率が80パーセントを超えた浦和は後半を迎えると、小泉とショルツに代えてFWアレックス・シャルクとDF岩波拓也を投入。すると同8分、CKのこぼれ球を拾った大久保のクロスを岩波が折り返し、ゴール前のシャルクが押し込んでスコアを3-0とする。シャルクにとって嬉しい浦和加入後初ゴールとなった。

 後半12分には大久保に代わってMF松崎快、同21分には馬渡に代わってFWキャスパー・ユンカーがピッチへと送り込まれる。攻撃の手を緩めない浦和は同31分にシャルクが鮮やかな直接FKを沈めてリードを4点差に広げると、同アディショナルタイムには安居がミドルシュートを叩き込んで5-0の完封勝利を収めた。

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