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オーバメヤンの先制弾を守り切ったバルセロナが2位キープ! シャビ監督「チームの将来を決定づける大事な勝利」

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バルセロナが1-0で勝利

[4.21 ラ・リーガ第33節 ソシエダ 0-1 バルセロナ]

 ラ・リーガで2位につけるバルセロナは21日、第33節で本拠地カンプ・ノウに6位ソシエダを迎え、1-0の完封勝利を収めた。2試合ぶりに白星をつかみ、3位セビージャと同勝ち点の2位をキープ。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏外の5位ベティスとの差を6に広げた。一方、ソシエダは6戦ぶりの黒星。UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏内のベティスとの差を縮めることはできなかった。

 開始から攻勢をかけたバルセロナは前半11分に先制する。FWウスマン・デンベレのシュートが左ポストに当たった流れから攻撃を作り直し、MFガビがペナルティエリア内右へ浮き球のパス。FWフェラン・トーレスが胸トラップからふわりとしたボールを折り返し、ファーのFWピエール・エメリク・オーバメヤンがジャンプしながら頭で押し込んだ。

 オーバメヤンはリーグ戦2試合ぶりとなる今季9得点目。そのまま1-0で前半を終えると、右膝を痛めたDFロナルド・アラウホが後半10分にDFエリック・ガルシアと交代するアクシデントに見舞われる。終盤は苦しい時間も続いたバルセロナだったが、最後まで相手にゴールを許さず、1点リードで逃げ切った。

 なお、この一戦でMFセルヒオ・ブスケツはクラブ通算675試合目の出場。MFアンドレス・イニエスタ(神戸)を抜き、1位のFWリオネル・メッシ(パリSG)、2位のシャビ・エルナンデス監督に次ぐクラブ歴代3位となった。

 クラブ公式ツイッター(@fcbarcelona_jp)によると、シャビ監督は試合後、「勝ち点3に満足している。チームの将来を決定づける大事な勝利だったし、クラブの将来にとってもだ。来季のチャンピオンズリーグが懸かっているからね」とコメント。結果を喜びつつ、「満足といってもプレー面ではない。僕は正直だ。前半はすごく良かった。敵陣でプレーし、チャンスを生み出した。でも、後半は多くを失った。それも大きく。僕らは正直にならなければならない。自己批判をすることだ。僕らは良くなかったのだから」と後半の試合内容について反省点も語った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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