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[関東Rookie League]横浜創英が残り7分からの2得点で昌平に逆転勝ち!

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横浜創英高はMF岡澤訊(青6番)が決勝点を決め、接戦を制した

[4.23 関東Rookie LeagueBリーグ第1節 横浜創英高 3-2 昌平高 時之栖うさぎ島G]

 関東・静岡の強豪校の1年生が90分間ゲームのリーグ戦で力を磨く「2022関東 Rookie League」が23日に開幕し、Bリーグの横浜創英高(神奈川)と昌平高(埼玉)との一戦は、横浜創英が3-2で逆転勝ちした。

 昨年Bリーグに昇格した横浜創英と今年昇格した昌平の新鋭対決。前半はFW古垣大樹のゴールで横浜創英が1-0で折り返す。だが、追加点のチャンスを逸した横浜創英に対して昌平は後半、懐深いMF浅野遥と左足から好パスを繰り出すMF本田健晋を中心とした攻撃で反撃。15分に浅野を起点とした崩しから、最後はMF松本レイのラストパスをMF岩谷勇仁が決めて同点に追いついた。

 横浜創英は活動量多く攻撃にスイッチを入れるMF岡澤訊やキープ力高いMF福田裕翔を起点に攻め返し、左へ抜けた岡澤のラストパスをMF西田春静が狙うなどチャンスを作る。だが昌平はGK佐々木智太郎が好セーブを連発。逆に31分、本田の右CKをニアで左SB佐藤公輝が合わせて逆転に成功した。

 それでも横浜創英はCB山口泰史を前線へ上げ、そのキープ力を活かして反撃。38分にはセカンドボールを拾った古垣からのパスを受けた山口が同点ゴールを決める。そして、45分、シュートのこぼれ球を岡澤が決めて決勝点。横浜創英が劇的な白星を飾った。

 CB、FWで勝利に貢献した山口は「これから練習や練習試合で仲を深めて一つ一つの強度を高めて、守備から攻撃展開していくのがチーム目標なので、そういうところを練習から意識してやっていきたい」と力を込めた。

(取材・文 吉田太郎)
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