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U-19日本代表候補合宿がスタート!! 初招集MF古川陽介、FW鈴木章斗ら18人合流でミニゲームも実施

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U-19日本代表候補合宿がスタート

 U-19日本代表候補が24日、千葉県内で合宿初日のトレーニングを行った。冷たい雨が降る中、ハーフコートでの9対9ミニゲームやクロス練習などに取り組み、約1時間半にわたって汗を流した。

 U-19日本代表候補は来年のU-20ワールドカップ出場を目指すチーム。今年5月末から6月中旬にはフランスで行われる第48回モーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)への出場が決まっており、今回の合宿は貴重な海外遠征のチャンスを掴むための選考の場となる。

 合宿初日は18選手が参加。全カテゴリを通じて世代別代表初招集となった静岡学園高出身のMF古川陽介(磐田)、阪南大高出身のFW鈴木章斗(湘南)、湘南U-18出身のDF石井大生(湘南)や、2004年度生まれのDF西野奨太(札幌)、MF安部大晴(長崎U-18/トップ昇格内定)、MF荒井悠汰(昌平高/FC東京内定)らが合流した。

 合流初日の選手たちは冨樫剛一監督の下で室内ミーティングを行った後、雨の中でウォーミングアップを開始。ストレッチやパス練習、鳥かご(3対1、5対3)で軽く身体を動かしつつ、「30秒後に鬼になった人は腕立て」などゲーム性を盛り込んだ設定で盛り上がりを見せていた。

 続いてはミニコートの両陣地に2つずつミニゴールを設置し、4対4で向き合いながら相手のギャップにパスを通すトレーニング。アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督が行っていることで広く知られるメニューだが、選手たちは時折笑顔を見せながら懸命に取り組んでいた。

 終盤にはハーフコートで9対9のミニゲームも実施。両チームが4-3-1の布陣を組み、攻守に強度の高いトレーニングとなった。チーム分けは以下のとおり。

▽ビブス
GK:木村凌也(日本大)
DF:中野伸哉(鳥栖)、西野奨太(札幌)、田中隼人(柏)、松田隼風(水戸)
MF:荒井悠汰(昌平高)、藤原健介(磐田)、古川陽介(磐田)
FW:千葉寛汰(清水)

▽ビブスなし
GK彼島優(流通経済大)
DF:西久保駿介(千葉)、菊地脩太(清水)、DF石井大生(湘南)、溝口修平(鹿島)、
MF:笠柳翼(長崎)、佐野航大(岡山)、安部大晴(長崎U-18)
FW:鈴木章斗(湘南)
※選手順は各ポジション右から

 最後は両サイドからクロスを上げ、ゴール前に3人が飛び込む形を確認。冨樫監督はファー、ゴール前、ニアに分かれるだけでなく、あえて3人が角度をつけながら飛び込むように求めていた。

 招集メンバー24人のうち、6選手は今後合流予定。トレーニングキャンプは27日まで行われ、最終日には関東大学選抜との練習試合が組まれている。

(取材・文 竹内達也)
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