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アリソン、相手GKをイジって観客の笑いをとる…クロップも「彼がボールを持つと5分かかる」とジョーク

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リバプールGKアリソン・ベッカー

 24日に行われたプレミアリーグ第34節でリバプールエバートンが激突した“マージ―サイド・ダービー”はリバプールが2-0の完封勝利を収め、首位マンチェスター・Cとの勝ち点差1をキープした。この試合の終盤にGKアリソン・ベッカーがエバートンGKジョーダン・ピックフォードをイジって観客の笑いを誘った。英紙『ミラー』や『デイリースター』が伝えている。

 後半アディショナルタイムだった。左サイドから切れ込んだFWリシャルリソンが右足のシュートを放つと、アリソンが正面でしっかりとキャッチ。ボールを抱え込んでピッチ上にうずくまると、このプレーにホーム・アンフィールドのファンは拍手喝采。笑いを誘った。

 このプレーには伏線があり、0-0で迎えた前半アディショナルタイムまでさかのぼる。DFジョエル・マティプがゴール前に送ったボールをピックフォードが難なくキャッチ。すると、ピックフォードはピッチ上にひざまづき、ボールを抱えてうつ伏せに。ニコリと笑い、ウインクするなど余裕の表情を見せたが、あからさまな時間稼ぎにアンフィールドのファンからはブーイングが飛ばされていた。

 『BBC』によると、試合後にユルゲン・クロップ監督は「ジョーダン・ピックフォードがボールと持つたびに5分かかってしまう。相手の低いブロックを崩すのにリズムをつかめなかったよ」とジョークを飛ばしている。


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