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U-19日本代表候補合宿に24人全員集合! 2部練習でハードトレーニング、内田篤人コーチの熱血指導も

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内田篤人ロールモデルコーチのクロス指導を受けるMF屋敷優成(大分)

 U-19日本代表候補トレーニングキャンプは25日、2日目を迎え、午前と午後の2部練習を行った。初日に不在だった6選手も合流し、24人全員が集合。午前は11対11のミニゲームなどで負荷をかけ、午後はフォーメーションを組んで相手を置かずに攻撃の形を確認した。

 U-19日本代表候補は来年のU-20ワールドカップ出場を目指すチーム。今年5月末から6月中旬にはフランスで行われる第48回モーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)への出場が決まっており、今回の合宿は貴重な海外遠征のチャンスを掴むための選考の場となる。

 この日は、所属先の活動により初日の練習で不在だったGK波多野崇史(同志社大)、MF吉田温紀(名古屋)、MF屋敷優成(大分)、MF山崎太新(筑波大)、MF福井太智(鳥栖U-18)、FW横山歩夢(松本)も新たに合流。晴天の下で2部練習を行った。

 日本サッカー協会(JFA)のスタッフによると、午前は対人形式を多く盛り込んだミニゲームなどを実施。午後はやや接触の強度を下げ、守備陣と攻撃陣に分かれてのケース練習や、相手を置かずに11人でフォーメーションを組んでの攻撃練習を行った。

 終了後も選手たちは約10分間にわたって居残り練習を行うなど、精力的に活動。内田篤人ロールモデルコーチがDF西久保駿介(千葉)、MF佐野航大(岡山)と話し込む場面も見られた。また内田ロールモデルコーチはクロス練習を行っていたMF屋敷優成(大分)のもとに赴き、キックの力のかけ方を伝授。するとすぐにボールの軌道が変わり、鋭いクロスが次々にゴール前に通っていた。

 トレーニングキャンプは27日まで行われ、最終日には関東大学選抜との練習試合(45分×3本)が組まれている。

 午後練習のフォーメーションは次のとおり。

▽ビブスなし
       鈴木章斗(湘南)
古川陽介(磐田)       荒井悠汰(昌平高)
山崎太新(筑波大)       
  福井太智(鳥栖U-18) 佐野航大(岡山)
        藤原健介(磐田)
溝口修平(鹿島)       中野伸哉(鳥栖)
   田中隼人(柏) 西野奨太(札幌)

          GK

▽ビブス
   千葉寛汰(清水) 横山歩夢(松本)

笠柳翼(長崎)        屋敷優成(大分)
  吉田温紀(名古屋) 安部大晴(長崎U-18)

松田隼風(水戸)       西久保駿介(千葉)
   石井大生(湘南) 菊地脩太(清水)

          GK

※GKは彼島優(流通経済大)、木村凌也(日本大)、波多野崇史(同志社大)が交代で務めた。

(取材・文 竹内達也)
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