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[MOM3815]市立船橋FW木島慶亮(1年)_チーム屈指の俊足FW、強気の仕掛けとシュートで同点弾

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前半35分、市立船橋高FW木島慶亮が左足で同点ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.24 関東Rookie LeagueAリーグ第2節 市立船橋高 2-1 矢板中央高 時之栖うさぎ島G]

 前半29分に今大会初失点を喫した市立船橋高だったが、1年生チーム屈指のスピードスターがすぐにゴールを奪い返す。35分、中盤中央でボールを受けたFW木島慶亮(1年=FCフォーリクラッセ仙台出身)が相手MFから激しいチェックを受けながらもキープ。そのままPA手前まで持ち込み、強引に左足を振り抜いた。

「自分としてはどんどん前狙って行って、常に得点ということを意識していました。流れが悪くて、苦しい状況でしたが、どんどんシュートを打って行こうというテーマでやっていて、打ち切ったところが良かった」と木島。ボールはGKの守備範囲だったが、威力のあるシュートとスリッピーなピッチがミスを誘い、同点ゴールとなった。

 4-0で快勝した前日はスピードに乗ったドリブルでゴールをアシスト。だが、得点は奪えずに「悔しい思いをした」。この日はリードされた状況の中、前日の悔しさも込めて果敢にゴールを目指したことが、同点弾に繋がった。

「自分、スピードが武器で、縦突破とかも特長なので見て欲しいかなと思っています。通用しているところもあるけれど、通用していないところもまだまだあるので、そこら辺はもっと練習から磨いて行って、もっと上のレベルでも通用できるようにしていきたい」。攻撃が終わった際に頭の中を休めずにすぐに守備へ切り替えることを意識。中学時代に50m走6秒1を記録したという快足FWが、FWクリスティアーノ・ロナウドを目標に進化を続けてゴール数を増やす。

(取材・文 吉田太郎)
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