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リバプールがCL準決勝第1戦を制す…シュート20本で圧倒的支配、ビジャレアルに枠内打たせず

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リバプールが決勝進出に王手

[4.27 欧州CL準決勝 リバプール 2-0 ビジャレアル]

 UEFAチャンピオンズリーグは27日、準決勝第1戦を行った。FW南野拓実が所属するリバプール(イングランド)はビジャレアル(スペイン)と対戦し、2-0で勝利。ベンチスタートの南野に出番は来なかった。第2戦は5月3日に行われる。

 リバプールは4-3-3の布陣を敷き、前線3枚はFWモハメド・サラー、FWサディオ・マネ、FWルイス・ディアスを起用。序盤からボールを保持し、決定機を量産していく。前半26分にはサラーがPA右から左足シュートを放つもゴール上に外れる。同30分にはL・ディアスが左サイドからカットイン。右足シュートは相手GKにセーブされた。

 前半42分、リバプールはMFチアゴ・アルカンタラが中盤から右足ミドル。強烈な弾道はゴール左ポストを直撃。チャンスは作ったものの、前半は得点を決め切ることができず、スコアレスで後半に折り返した。

 すると、後半8分にリバプールが待望の先制ゴール。左サイドから細かいパスワークを見せ、最後はMFジョーダン・ヘンダーソンが右サイドからクロスを上げる。ボールは相手選手の左つまさきに当たると、そのままゴール方向へ。相手GKの手をかすめながらゴールに吸い込まれ、オウンゴールとしてリバプールの先制点となった。

 さらに2分後、リバプールは畳みかけるように追加点。サラーがPA中央に進入して相手守備陣を引き付けながらゴール前にパスを出す。反応したマネが右足のトゥーキック。ゴール右に流し込み、2-0と点差を広げた。

 リバプールは後半19分にもDFトレント・アレクサンダー・アーノルドのクロスにDFアンドリュー・ロバートソンが合わせ、ゴールネットを揺らすが、A・ロバートソンがわずかにオフサイドラインを割っており、ノーゴール。しかし、その勢いは最後まで落ちることはなかった。

 90分を終えると、リバプールが20本のシュートを放った一方、ビジャレアルはシュート1本で枠内には0本。リバプールが圧倒的な試合展開を見せ、2-0で第1戦を制した。
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