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「0-2より良い結果は難しかった」リバプールの強さを認めるビジャレアル監督「まだ90分ある。次は違う結果に」

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ホームで逆転を目指すウナイ・エメリ監督

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦が27日に行われ、ビジャレアルはアウェーでリバプールを相手に0-2で敗れた。ウナイ・エメリ監督はこれが可能な限り最良の結果だったと語り、第2戦での巻き返しを誓っている。スペイン『マルカ』が伝えた。

 敵地アンフィールドに乗り込んだビジャレアルは防戦一方の展開が続いた中、前半をスコアレスで折り返したが、後半8分にオウンゴールで失点。2分後にはFWサディオ・マネに追加点を許し、2点のビハインドを背負ってホームに戻ることになった。

 エメリ監督はリバプールとの力の差を認め、さらに失点する可能性があったことを指摘。0-2でとどめたゲームだったと表現している。

「今日は、勝ちたい、支配したいと思いながら、そうさせてくれない試合だった。今日は第2戦でチャンスを得るために、できる限りディフェンスで抵抗するという試合だった」

「リバプールが優勝候補であることは分かっているし、彼らの方が優れていることも分かっている。だが彼らとやり合って、チャンスをつかむことはできる」

「ネガティブな結果だが、まだもう1試合ある。私たちは0-2(の敗戦)より良い結果を得ることはできなかった」

「結果はもっと悪くなっていたかもしれない。というのもオフサイドのゴールがあったり、低い位置での守備を強いられたり、チャンスもあまりなかったからだ」

「この結果を改善できる流れではなかったし、もっと悪い結果になっていたかもしれない」

 本拠地での第2戦は5月3日に開催される。決勝トーナメントでユベントス、バイエルンの撃破に成功してきたビジャレアル指揮官は「まだ90分ある。今度は違う結果になるように努力したい」と述べ、「私たちはこれまで何かを成し遂げてきたからこそ、ここにいる。ホームでの戦いに期待している」と、逆転でのファイナル進出に意欲を示した。

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