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田中碧の完全移籍移行を喜ぶデュッセルドルフ監督「一緒に働きたいと思ってくれてとても嬉しい」

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完全移籍に移行したMF田中碧

 ブンデスリーガ2部デュッセルドルフを率いるダニエル・ティウーネ監督が、日本代表MF田中碧の完全移籍移行についてコメントした。

 デュッセルドルフは28日、昨夏にレンタルで川崎フロンターレから加わった田中の完全移籍移行を発表。クラブの公式ウェブサイトを通じて、買い取りオプションを行使し、2025年までの契約を結んだことを伝えた。

 そして同日に第32節ハイデンハイム戦に向けた記者会見に臨んだティウーネ監督も田中が今夏以降もクラブに残ることについて言及。2月に就任の同監督は「ものすごく嬉しい」と語ると次のように続けた。

「アオはここ数週間、また一歩前進したと思う。(第29節ハンザ・ロストック戦での)ゴールは彼に非常にポジティブな影響を与え、彼に弾みをつけた。もちろん、まだ少し馴染んでいかなければならないが、まったく別の文化からやって来ているし言葉の壁もチャレンジなのでそれは当然だろう。ただ、それらによりお互い成長できるものだよ。いつもお互いドイツ語の単語を投げかけ、楽しい時間を過ごしている」

「彼はさらなる成長を目指し、11月のワールドカップでの出場を望んでいる。我々は彼が代表のスカッドに選ばれるだけではなく、ピッチに立つようにサポートしていきたいと考える。彼はポテンシャルが非常に大きく、まだまだすべてを引き出せていない。フォルトゥナにとって、大きな財産となる」

「彼もここに残ることを望み、デュッセルドルフがとても居心地良いと感じている。そういったところも今後に向けて良い基盤となるだろう。とにかく年齢が若く、まだまだ成長していく。彼がこれからも一緒に働きたいと思ってくれて私はとても嬉しい」

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