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岡山が今季初の連勝! ルーキー田中雄大とM・デュークが揃って今季3点目! 東京Vは5戦連続未勝利

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[5.1 J2第13節 岡山 2-1 東京V Cスタ]

 J2リーグは1日に第13節を行った。ファジアーノ岡山東京ヴェルディの対戦は、岡山が2-1で勝利。今季初の連勝を果たした。

 3試合連続ドローから前節に白星を掴んだ岡山。4-1-2-3の布陣で、GKは金山隼樹、4バックは左からDF徳元悠平、DFヨルディ・バイス、DF柳育崇、DF河野諒祐が並ぶ。アンカーはMF本山遥で、インサイドハーフにMFステファン・ムークとMF河井陽介が入った。前線3枚は左からFW木村太哉、FWミッチェル・デューク、FW田中雄大となった。

 東京Vは開幕8試合無敗も、第9節・ロアッソ熊本戦で敗れて以降は3敗1分。堀孝史監督を新型コロナウイルス検査の陽性判定で欠く中、5試合ぶりの白星を狙う。4-1-2-3の布陣を敷く。GKは高木和徹、4バックは左からDF深澤大輝、DF谷口栄斗、DF馬場晴也、DF山越康平。アンカーはMF山本理仁で、インサイドハーフはMF梶川諒太とMF森田晃樹が起用される。前線3枚は左からFW新井瑞希、FW佐藤凌我、FW小池純輝が入った。

 岡山は強度の高いプレスで東京Vのビルドアップを狙う。S・ムークは攻撃の要・山本にマークにつき、ボールに触れさせない。前半41分にはショートカウンター。S・ムークからパスを受けたM・デュークがPA左から折り返し、走り込んだS・ムークがヘディングシュートで合わせる。しかし、惜しくもゴール右外に外れた。

 東京Vは両サイドから攻撃を仕掛けるも、なかなか決定機を作れない。前半のシュートは、セットプレーの流れから放った1本のみ。両者スコアレスで前半を折り返した。

 後半9分に均衡が破れる。岡山は左サイドで木村がボールを持ち、山本のプレスを体で防ぐ。キープし切ってPA左に折り返し、S・ムークが右足でゴール前に送る。ニアサイドのM・デュークに当たったボールはファーサイドへ。走り込んだ田中が押し込み、先制ゴールとなった。

 さらに、岡山は後半13分に追加点。自陣からゆっくりとカウンターでボールを運ぶと、左サイドから右サイドに細かいパスで展開していく。右サイドでパスを受けた河野が大きくクロス。敵陣PA中央に待ち構えたM・デュークがヘディングシュートでゴールに流し込み、2-0と点差を広げた。

 追いかける東京Vは後半14分、16分で3枚替え。小池、佐藤、深澤を下げ、MFバスケス・バイロン、FW河村慶人、MF杉本竜士を入れる。後半25分、敵陣PA左の深い位置から杉本がマイナス方向にパス。新井が鋭いカットインから右足シュートを放つが、わずかにゴール右外に外れた。

 すると、東京Vが1点を返す。後半34分、左サイドからの攻撃で、杉本がPA左の深い位置からクロスを上げる。ファーサイドのバスケスがマイナス方向に戻りながら、ジャンプからヘディングシュート。今季初ゴールで1-2と点差を縮めた。

 追いかける東京Vだが、後半39分にアクシデント。山本がGK高木和との接触で倒れてしまう。頭を打って脳しんとうの可能性があるため、交代カードを使い切っていたが特例ルールで交代が可能に。代わりにDF加藤蓮が入った。

 後半アディショナルタイムは9分となるが、試合はそのまま終了し、岡山が2-1で勝利。今季初の連勝を達成した。東京Vは5試合連続で未勝利が続いている。

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