beacon

神戸1位通過確定も…2度のリードを守り切れず、2勝2分でグループリーグ終了

このエントリーをはてなブックマークに追加

神戸は2度奪ったリードを守り切ることが出来なかった

[5.1 ACLグループJ 傑志1-1神戸]

 決勝トーナメント進出をすでに決めているヴィッセル神戸は、傑志(中国)とのグループリーグ最終戦を2-2で引き分けて、1位突破を決めた。東地区の決勝トーナメント1回戦は、8月18日と19日に行う。

 神戸が戦うグループJは、上海海港(中国)が出場を辞退。そのため、傑志とチェンライ・U(タイ)の三つ巴となり、試合のなかった27日に他会場の結果でグループリーグの突破条件を満たしたことが判明。あとは1位で通過することが出来るかになっていた。

 19日の今大会初戦で接戦を演じた傑志にはこの日も苦しめられた。前半、FWデヤン・ダムヤノビッチにボールを集めて攻撃の形を作る傑志にシュート10本以上を打たれてしまう。

 しかしそんな中で一瞬の隙、前半44分にエリア内でMF山口蛍のマイナスパスをコントロールしたFWリンコンがエリア内で相手のハンドを誘発。これで得たPKをリンコン自らが決めて、神戸が先制に成功する。

 しかし前半終了間際のプレーで、今度は神戸の陣内で、DF槙野智章とDF大崎玲央が重なって処理した時にハンドをしてしまう。これで与えたPKをダムヤノビッチに決められて、同点とされる。

 逃げ切り、もしくは勝ち越し点を奪いたい神戸は、後半19分からFW大迫勇也、FW武藤嘉紀、MF郷家友太を一気に投入。積極的な仕掛けをみせると、ペースは神戸へと傾き出す。

 そして後半42分、ついに神戸に勝ち越し点が生まれる。MF井上潮音が蹴った右CKにフリーで走り込んだ武藤が頭で合わせてゴールネットを揺らす。

 だが傑志も後半アディショナルタイム1分、傑志は左サイドからのCKをニアで合わせたMFラウル・バエナに頭で決められ、たちまち同点とされた。神戸はグループリーグ4試合を2勝2分で終えた。
●ACL2022特設ページ

TOP